3男1女を東大理Ⅲに合格させたことで有名な佐藤ママこと、佐藤亮子さん。
彼女の著書「3歳までに絶対やるべき幼児教育―頭のいい子に育てる」で、3歳までに1万回の絵本の読み聞かせをすることが大切、みたいな感じに書いてありました。
別に娘たちを東大理Ⅲに入ってほしいわけでもないですが、目標としてはとても良い数値だなと思い、我が家では採用しています。
1万回は「1日10回」でたどり着ける
1万回って聞くと途方もない数字に思えますよね。
なので、少しブレークダウンしてみます。
絵本を楽しめるようになるのが、1歳だと仮定し、3歳まで(3歳の内はOK)なので1歳、2歳、3歳と3年間あります。
1年365日、仮に1日に10回読み聞かせをすると、1年で3,650回。
3,650回を3年続けるとそれだけで1万回を超えてきます。
1日10回ならできそうな数字じゃないですか?
なのでうちでは「3歳までに1万回」→「1日10回」という目標に置き換えて実践しています。
10冊じゃなくて10回なのか
ここで、本なのに1冊、2冊ではなく、1回、2回と書いています。
冊数ではなく回数ですので、同じ本でも2度読めば2回とカウントします。
なので極端な話、1冊を10回読めばクリアなんです。
読み聞かせなんだから、10回ではなく10冊のほうがいいんじゃないの?と思われる方もいると思います。
おとなの感覚では10冊で10通りのストーリーを味わったほうが良いような気がしますよね。
が、こどもは気に入った絵本は何度も読んでほしくなるものです。
そして1回1回感じ方が違うようです。
無理に10種類の絵本を読むより、読んでほしい本を読むという、こどもの要望に応えてあげるほうが、こどもの満足度は高いはずです。
さらに親の立場からいえば、10種類の絵本を毎日準備するのは大変。
「10冊準備しなきゃ」という心理的ハードルを除去することも、継続するうえでは大事かと。
図書館から借りてくる
それでも絵本を準備するのは大変。
全部買ってそろえるなんて無理な話だと思います。
なので、こういったときにはやっぱり図書館を有効活用したいところです。
図書館に行って、貸出カードを作って、本を選んで借りるだけ。
こどもに選ばせてもいいですし、適当に表紙やタイトルで選んでいいと思います。
こどもの直感ってあなどれなくて、お気に入りになる本を結構な頻度で引き当ててきます。
いい絵本に出会える確率を上げる方法
もうちょっといい絵本に出会える確率を上げたいなら、ひとがおすすめするものをピックアップすることです。
他人がおすすめするものが100%良いものとは言いませんが、おすすめするからにはそこには何か理由があるのです。
少なくとも1点は誰かが良いと思ったポイントのある絵本は、ランダムに選んできたものよりはいい絵本な確率は高そうですよね。
図書館などにはこのようなリストが置いてあったりするので、こういうのを参考にするといいと思います。
うちではこれを利用しました。
娘にこのリストを見せて、表紙から読みたい本を選んでもらったのです。
そしてそれを順に(ジャンル分けされていたので、ジャンルごとにバランスよく)、図書館で予約して借りています。
ネット上にはくもんがおすすめするこういうリストがあったり、
絵本について書籍を入手できれば、こういうリストを掲載してくれています。
こういうのを頼りに、好きな作家や好きなシリーズを見つけてみたり、好きなジャンルを知ってみたりして、次に借りる絵本の手がかりにするんです。
気に入った絵本は買う!
図書館で借りた絵本で娘が気に入った絵本は購入するようにしています。
なぜか。
やっぱり好きなものは手元においておきたいもの。
それはこどもも同じ。
気に入った絵本を返すときには寂しそうにしますし、「またかりたい!」とも言います。
うちでのルールは借りて読んで、一度おかわりをして、それでもまだ読みたいとなった本、すなわち2回おねだりされたら購入するという
年間300冊ペース
こうやって絵本を図書館で借りてくるようにした結果、2021年は年間300冊のペースで絵本を読んでいました。
どういうことかと言うと、たいていの図書館では1回の利用で15冊を2週間借りることができます。
年間52週なので、2週に一度図書館に行くと年間で26回行くことができます。
そこで15冊ずつ借りてくると、合計390冊になります。
予約した本が届かず15冊借りられなかったり、2週に1度のペースで行けない週があったりしますが、その辺りの余裕を見ても年間300冊には届くはずです。
年間300冊ってすごいですよね!
300冊絵本を借りて、1日10回読む
繰り返しますが300冊であって300種類の絵本ではないことにご注意ください。
2回同じ本を借りたっていいんです。
300冊絵本を借りて、1日10回読む。
これによって子どもの語彙力や想像力読解力は育まれるはずです。
これで東大理Ⅲに入れるようになるだなんて思っていないですが、こどもの豊かなこころが育まれる手助けができたなら、親として本望ですね!
投稿者プロフィール
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1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。
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