いまJ2への昇格をかけた争いが熱い!ザスパクサツ群馬は昇格できるか。白熱のJ3ラスト2節を展望する!

11月23、24日にJ3第32節が行われました。

J2昇格に向け上位4チームの動向はどうだったのでしょうか。

私の地元群馬のザスパクサツ群馬は昇格に近づいたでしょうか。

第32節上位4チームの結果は

状況のおさらい

上位4チームで昇格圏内の2位以内を目指し、熱戦が繰り広げられています。

31節時点での順位は、以下のとおり。

ギラヴァンツ北九州(勝ち点62)

藤枝MYFC(同57)

ザスパクサツ群馬(同54)

ロアッソ熊本(同54)

なお、31節終了時点で2位の藤枝はJ2に所属できるライセンスがないため、2位以内に入っても昇格はできません。

この場合、J2から降格してくるチームが1チーム減ります(J2は全日程終了し、最下位の22位が岐阜、21位が鹿児島です)。

ギラヴァンツ北九州

まずは首位の北九州ですが、ホームでカマタマーレ讃岐と対戦。

4-0で快勝しています。

これで勝ち点を65に伸ばし、優勝に王手をかけました。

藤枝MYFC

藤枝はホームでブラウブリッツ秋田と対戦。

1-0で勝利しています。

勝ち点を60とし、5差で北九州を追走。

まだまだ優勝を諦めていません!

ザスパクサツ群馬

ザスパはアウェイでガンバ大阪U-23と対戦。

後半8分の飯野七聖がゴールを挙げ、1-0で勝利しました。

これで勝ち点は57。

2位までの勝ち点差は3のまま縮まらず、残り2戦となりました。

ちなみに北九州が勝利したことで、ザスパの優勝はなくなっています。

いいんです、昇格すれば!

ロアッソ熊本

熊本はアウェイでSC相模原と対戦。

0-1で敗れ、昇格争いから一歩後退です。

可能性はゼロではありませんが、今回の私の展望からは外れていただくことにします。

今後の日程

残り2節の対戦カードをおさらいしておきます。

ザスパ

33節 12月1日 vs 岩手(H)

34節 12月8日 vs 福島(A)

北九州

33節 12月1日 vs 鳥取(H)

34節 12月8日 vs 藤枝(A)

藤枝

33節 12月1日 vs YS横浜(A)

34節 12月8日 vs 北九州(H)

です。

展望

まずは、優勝争い。

こちらは首位北九州と2位藤枝に絞られました。

勝ち点5の差がありますので、2位藤枝が北九州を逆転するためには勝ち点5以上が必要。

ですので、藤枝は2連勝が必須となります。

一方、北九州は次節勝てば優勝。

引き分けか負けた場合でも藤枝が勝ってなければ優勝です。

最終節は藤枝とのマッチアップですので、優勝争いの最終戦直接対決となったら熱いですね!

ただし最終節までもつれた場合でも、今節北九州が引き分けでもつれた場合、北九州の勝ち点は66。

藤枝との最終戦に負けたとしても勝ち点66で並ぶこととなり、その場合は得失点差の勝負となります。

得失点差の現状は北九州+25、藤枝+13。

次節藤枝がどのような点差での勝ちで最終戦に臨むかにもよりますが、得失点差12を残り2試合で埋めるのは容易ではありません。

なので、北九州は次節引き分けでも実質的には優勝でしょう。

ザスパが昇格するためには

ここからはザスパが昇格するために必要な要素を状況別にみていきます。

ザスパ2連勝、勝ち点6積み増し

ザスパは前節の北九州の勝利によって、北九州を抜くことは不可能になりました。

ですので、今回からは藤枝のみを相手に絞ってみていきます。

ザスパが2連勝した場合、勝ち点は63。

藤枝が2勝または1勝1分けだと、勝ち点66か64となりますので、ザスパは昇格できません。

なのでそれ以下の結果が必要です!

具体的には、1勝1敗、2分け、1分け1敗、2敗。

1勝1敗だと勝ち点が並ぶだけですが、この場合得失点差で優位に立っているザスパに軍配が上がることでしょう。

最終節の北九州戦がどのような状況で行われるのか、これも重要な要素ですね!

ザスパ1勝1分け、勝ち点4積み増し

この場合、勝ち点は61どまり。

藤枝が勝ち点61以下となるには1分け1敗、2敗しかないです。

うーん、厳しい。

ザスパ1勝1敗、勝ち点3積み増し

この場合、勝ち点は60。

藤枝が勝ち点60以下となるには2敗しかなく、こんなことを望むのは失礼でしょう。

なので、ザスパは負けたら終わり、ですね。

まとめ

のこり2試合となってかなりシンプルな状況となってきました。

ザスパは上で見たように負けたら終わりの崖っぷち。

毎試合がスリル満点です(笑)

ザスパ、逆転昇格に向けてしっかり応援していきたいです!

投稿者プロフィール

皐月 悠詩
皐月 悠詩
1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。

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