「ダニエルハウス」訪問レポート 群馬・太田でクラフトビールを堪能する!

我がふるさと群馬県太田市にもクラフトビールを醸造するレストランがあります。

ダニエルハウス」というレストランです。

この度3度目の訪問をいたしましたので、レポートしたいと思います!

「ダニエルハウス」の基本情報

「ダニエルハウス」とは

ダニエルハウスとは、群馬県太田市にあるクラフトビールを飲むことができるブルワリーレストランです。

その沿革はこのような感じです。

生まれ故郷のことなので、少し書かせてください。

地ビールのまち「おおた」を目指すべく第三セクターとして当初運営

このダニエルハウスですが、前身は「ブロイハウス ヨラッセ」というレストランでした。

こちらのレストランは、1994年に酒税法が改正され、小規模な醸造所でもビールを製造しやくすくなったことから作られたものです。

1996年に太田市と地元企業の協同で、第三セクターとしてビール造りを開始し、同時にそのビールを楽しめるレストランを作ったんです。

地元では、平成の最初にあった「ふるさと創生事業」でもらった1億円を使って作ったといわれてましたが、真偽のほどは調べてみてもわかりませんでした。

ふるさと創生が88~89年、酒税法改正が94年、ヨラッセ開業が96年。

年代軸があまり合わない気もするので、ふるさと創生は噂なんですかね。

2010年に民間へ委託「ダニエルハウス」に

第三セクターってうまくいかないものが多いですよね(笑)。

ご多分に漏れずヨラッセも閑古鳥が鳴いていたように記憶しています。

三セクでのレストラン運用をあきらめ、民間の創意工夫に期待することに。

2010年に「ダニエルハウス」と名称を変更してリニューアルオープン。

そして、いまに至ります。

現在はクラフトビールとグリル料理のレストラン

ブルワリーとレストランが一体となったレストラン。

ビール醸造用のタンクが置かれ、ドイツのブルワリーをイメージした内装です。

出来立ての地ビールと地産の素材を活かしたグリル料理をいただくことができます。

ピザ窯がありますので、本格的なピザも食べられます。

「ダニエルハウス」の店舗情報

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「ダニエルハウス」の外観

ダニエルハウスは東武伊勢崎線太田駅の南口から南一番街を抜けてすぐのところにあります。

欧風なレンガを基調とした建物。

温かみのあるオレンジの照明を生かした外観になっています。

「ダニエルハウス」の内観

店内は天井が高く開放的な雰囲気です。

席数は250あり、個室も充実しています。

ビールの醸造タンク

お店の奥までいくと、ビールの醸造をしているのがわかります。

ブロンズの鈍く光る醸造設備がとてもカッコイイです。

ビールのおいしさが2割増しな感じです!

こちらのクラフトビールは麦芽100%。

無濾過で提供されます。

華やかな甘い香りと豊かなコクを持つ上面発酵のビールです。

本格的なピザ窯

お店に入ると一番最初に目につくのがピザ窯。

本格的な窯がでんと鎮座しています。

ビールのタンクより先に目に入ります。

ダニエルハウスを運営するソニアプランという会社は、星野リゾートが運営する軽井沢のハルニレテラスで「イル・ソーニョ」というイタリアンレストランも経営しています。

ですので、ピザの味は折り紙付きです。

「ダニエルハウス」子連れに関して

まーったく問題なしです。

ビアレストランということもあって、キッズメニューはありません。

ピザやパスタなどいわゆるイタリアン的なメニューがありますので、うちはそれで済ませています。

ナポリタンとかマルゲリータピザとかおいしそうに食べてます。

「ダニエルハウス」2020年3月、3度目の訪問

利用日と利用シーン

2020年3月20日、娘と私の2人で群馬の実家に遊びに行った際に行きました。

私と娘、私の父母、妹夫婦とその娘の計7人で行きました。

今回はビールを私と母、妹夫婦の4人で楽しみました!

今回もIPAはSold Out…

6種類のクラフトビールが楽しめるのが売りのビアレストラン。

前回の2月に引き続き、IPAがSold Outでした。

悲しいです。

聞くところによるとコロナの影響で売り上げが落ちているということで、貢献しようといつもより多く飲みました(笑)

▲ 乾杯は「タブー ギルティ・ホワイト」。

前回は醸造中ということで飲めなかったビールです。

こちらで乾杯しました。

ウィートエールということで、最初の1杯にふさわしい味でしたね。

いわゆる白ビールという感じではなく、ドライです。

▲ 2杯目はオンタップ限定の「クロア ヴィヴィアン」。

▲ お店応援のための3杯目は「」。

右側は妹の旦那さんが頼んだ「クロア ブラックパレード」です。

今回の3杯ではタンバリンがお気に入りです♪

メニューにない「新玉ねぎのグリル」がうまい!

今回取り立てて紹介したいのがメニューにない「新玉ねぎのグリル」です!

ピザを焼く窯の端っこでじっくりと焼き上げた新玉ねぎ。

新玉ねぎの季節のみの限定です。

とろっと甘く、ドライなテイストのダニエルハウスのビールとよく合います。

味付けは塩のみのとてつもなくシンプルな味わいです。

▲ 今回初めて頼んだ「タコのフリット ハバネロ風味」。

辛いです。

タコは柔らかいです。

また頼むと思います!

▲ ダニエルチキン。

表面はカリッとクリスピーでした。

特製のソースがおいしかったです。

おいしそうで写真を撮るの忘れて食べちゃいました(笑)

▲ 生ハムサラダ。

▲ マルゲリータピザ。

娘はこれさえあればOK!

▲ ゲグルンツェチョリソー&カマンベール。

前回おいしかったので、リピートです!

ゲグルンツェチョリソーは、同じ太田市内のソーセージ屋さん「フローエス ゲグルンツェ」のチョリソー。

カマンベールも地元食材で、東毛酪農業協同組合が作るカマンベールチーズ

太田市の食材で作ったピザです。

くせのないカマンベールがとろりととろけてとてもおいしかったです。

ブロッコリーが見た目にも鮮やかです。

 

▲ ゲグルンツェソーセージの盛り合わせ。

ソーセージ好きの娘のために注文です。

1本ぺろりと平らげました。

こちらも「フローエス ゲグルンツェ」のソーセージたちです。

▲ ダニエル風ヴィンテージナポリタン。

隠し味に地ビール使ってるらしいです!

コクが出るらしいです!

パスタの中では一押しです!

喫茶店の懐かしいナポリタンとはひと味違います!

▲ ポモドーロ。

「ダニエルハウス」2020年3月の訪問まとめ

だいぶメニューの特徴もつかめてきました。

もうそろそろグリルに挑戦したいとこですが、娘との食事なので、長時間になるのは避けたいところ。

もう少し大きくなったら、かな。

この日は売上貢献ということで、お土産のビールを買いました。

お気に入りのタンバリンとブラックパレード、タブー レッドを購入(ボトルビールはこちらで買えます)。

家で楽しみたいと思います。

「ダニエルハウス」2020年2月の訪問(ブログ開始後2度目)

利用日と利用シーン

2020年2月15日に私たち家族3人と私の父母、妹とその娘の計7人で行きました。

今回はドライバーが2人必要ということと、妻が妊婦ということもあってビールを楽しんだのは私と母のみ。

少し寂しい。

この日は太田市のイベントが行われていたため、個室に案内されました。

普段であればチャージされるお部屋なので、ちょっと得した気分でした。

ご新規ヴィヴィアン登場!タンバリンもタップで

久しぶりということもあって、クラフトビールが様変わりしてました。

「タブー ダウト・グリーン」と「クロア ダズ」がなくなり、「クロア ヴィヴィアン」と「クロア タンバリン」が登場。

ヴィヴィアンはお初、タンバリンは以前に瓶で飲んだことがあるものの、タップ(いわゆる生ビール)でいただくのは初めてです。

この2つについては後述します。

それよりなにより、「クロア IPA」がSOLD OUTってどういうこと!

楽しみにしてたのに…。

そして「タブー ギルティ・ホワイト」も醸造中で、この日は飲めるビールが4種類しかありませんでした。

ヴィヴィアンはベルジャンスタイル・トリペル

初めて目にかかるヴィヴィアン。

メニューに赤い文字で注意書きがありますが、オンタップのみでの販売、すなわちボトルでは販売してませんよ、ということ。

ダニエルハウスに来ないと飲めない逸品ということですね。

ビアスタイルは聞きなれない「ベルジャンスタイル・トリペル」。

メニューに書かれたビールの説明は以下のとおり。

「ベルギー修道院酵母由来の柔らかなスパイシー香、バナナの様な果実香が立ち昇り、モルトの甘みと上品な苦みが調和しています」

トリペルはベルギーの修道院で作られたビールで、トリペルは3倍を意味します。

ビールの強さが3倍ってことで、一般にはアルコール度数が高めのブロンド・エールを言うようです。

実際ダニエルハウスのトリペルも8%と度数が高めです。

バナナの様な香りとあるのでウィートエールの延長のような気持ちでいたら大間違い。

すごーく主張の強いビールでした。

タンバリンはクラシック・セゾン

以前にボトルで飲んだときに記事にしている「クロア・タンバリン」。

タンバリンを持ったクマちゃんがラベルに描かれていてかわいいと紹介しました。

ビアスタイルは「クラシック・セゾン」。

これまた聞きなれないスタイルと思ったら、これもベルギービールのスタイルなんですね。

メニューの説明書きは、

「ベルギーセゾン酵母がもたらす野性的で多種の果実香、ほのかな酸味をまとい、ガス圧高めで非常にドライで爽快、軽快な飲み口です。」

ドライで酸味がかったビール、ボトルで飲んだ時の印象と変わらない味でした。

ボトルとの違いは半年以上経ってしまったのでわかりません(笑)

ピザ2枚、パスタ2種類

この日はピザとパスタを2種類ずつ。

▲ 定番のマルゲリータ。

娘はおいしそうに3切れ食べました。

▲ ゲグルンツェチョリソー&カマンベール。

ゲグルンツェチョリソーとは、同じ太田市内にあるソーセージ屋さん「フローエス ゲグルンツェ」のチョリソーを使ったピザです。

一方のカマンベールも地元食材で、東毛酪農業協同組合が作るカマンベールチーズ。

太田市のうまいものが奏でるハーモニーってとこですかね。

チーズの感じがとてもよかったです。

▲ バジルとモッツァレラチーズの自家製ポモドーロ。

バジルがいい具合にきいてます!

こどもはこのバジルが少し邪魔になるかも??

▲ プッタネスカビアンコ。

▲ ムール貝の地ビール蒸し。

山盛りで食べ応えあります!

しかし、ムール貝はワイン蒸しの方がうまいかも。

▲ ゲグルンツェソーセージの盛り合わせ。

先にご紹介した「フローエス ゲグルンツェ」のソーセージ盛り合わせです。

一般的なウインナーソーセージとチョリソーとハーブのソーセージです。

こどもは一般的なものしか受け付けないですね。

「ダニエルハウス」2020年2月の訪問まとめ

ビールが4種類しかないのは、ビアレストランとしては痛いですねぇ。

ボトルビールも結構人気があるみたいで、そちらにまわす分もあるようで、生産が追い付いてないようです。

あのヘンテコなポエムがSNSでは話題になったようで、ボトルビアのWeb販売はSold Outが続いているようですね。

6本セットしか買えないみたいです…。

食事に関しては、パスタは正直言うと月並みな感じなので、窯焼きのピザのほうがオススメですね!

ムール貝のビール蒸しがちょっといけてなかったので、前菜は何がおいしいのかもう少し研究が必要な感じです。

Chroaのビールが好きなひとはヴィヴィアンを飲みに行くために、ダニエルハウスに行ったほうがいいですよ。

まだボトル化はされないみたいですから♪

「ダニエルハウス」2019年4月の訪問(ブログ開始後初)

利用日と利用シーン

2019年4月30日、今回のダニエルハウスは、私たち家族と、私の父と母の計5人で行きました。

父をドライバーとして残し、私と妻、母の3人でビールを楽しむことに。

これまでにも何度も行ったことありますが、ブログ開始後は初めてです。

なのでブログ後初訪問ってことで!

クラフトビールは6種類

ご自慢のクラフトビールは6種類ラインナップされています。

  1. タブー ギルティ・ホワイト
  2. タブー レッド
  3. タブー ダウト・グリーン
  4. クロア ブラックパレード
  5. クロア IPA
  6. クロア ダズ

①、②、③の3種飲み比べセット(各200ml)や④、⑤の2種飲み比べセットがあります。

両方頼めば⑥のダズ以外飲み比べセットで注文できるんですね!

私の定番IPA、妻はレッド、母は3種飲み比べ

私は私の定番IPAから。

瓶や缶でいろいろなIPA試してきましたが、やっぱり生ビールがいいですよね!

モルト感強めの、フルーティな香りは弱めなIPAでした。

妻はレッド(レッドエール)を注文。

ちょっと味見させてもらいましたが、苦味の感じとしてはIPAよりも好みでした。

母はそんなに量は飲めないけど、いろいろ試したいということで、飲み比べセットを。

200mlとはいうものの結構な量ですね!

その後2杯目として私ダズ、妻グリーンを注文しました。

ダズはとってもドライな感じ。

辛口がお好きならお勧めできる1杯です。

食事はピザとパスタを中心に

グリル料理の楽しめるお店と紹介しましたが、この日は団体がいたことからグリル料理は時間がかかってしまうということで断念。

エスペターダという、直火でじっくり焼いて旨みをギュッと閉じ込めたボリューム満点上州牛のグリルがあるそうです。

「マンゴーチリソース・わさび牡蠣醤油と共に」との説明書きがあり、とてもおいしそうです。

グリル以外で、ということになったので、ピザとパスタから注文です。

ピザは本格窯で焼いたもの

ピザは紹介済みの本格窯で焼いたもの。

チーズがトロトロのあっつあつを食べられます。

この日はマルゲリータ

クワトロフロマージュ(白)

サラミとベーコンの辛いバッファローピッツァを注文しました。

パスタは生麺が食べられる

パスタは魚介たっぷりのペスカトーレと娘のために自家製ボロネーゼを頼みました。

ボロネーゼはメニューに書いてあったのですが、生パスタを使用しています。

これがうまい!

モチモチした食感がボロネーゼのひき肉とよく合うんです。

生がうまいのはビールだけじゃないですね(笑)

もう少し食べられそうということで追加注文したのが、茄子とベーコンの辛いトマトスープパスタ。

ここでお伝えしておきたいのが、こういった生パスタ使用ではないパスタでも、頼めば+50円で生パスタを使って作ってくれます。

メニューには書いていないので裏な頼み方ですね。

ビールでだいぶ気分が良くなっていたので写真は撮り忘れました!

「ダニエルハウス」2019年5月の訪問まとめ

クラフトビールはやはり生で飲むのが一番!

といいながら、お会計をしているときに瓶ビール6本セットなるものを発見してしまいました。

今日飲めていないビールもあるよね、なんて言い訳をしながら買いました(笑)

次回はグリルを食べてみたいな、なんて思っています。

生ビールに生パスタ、うまいピザ、堪能させていただきました!

投稿者プロフィール

皐月 悠詩
皐月 悠詩
1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。

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