1歳10か月、ここ最近急激に言葉が発達してきているように思います。
親の口まねをしてみたり、親でも判別不可能な娘の言語で長文を話してみたり。
分かりやすい発達だと、3語文、4語文としっかりとした文章で話すようになったこと。
「パパ、いっしょに、ここ、すわる」と場所を指定して、私を座らせようとします。
言葉で意思疎通が図れるようになってきたのは、親としてもとても楽しいものです。
そんな中で、娘がとても多用する言葉があります。
「いっしょにー」と「気になる」です。
「いっしょにー」は私たち夫婦が娘にひとりでやらせたくないことや、ひとりでは到底できそうもないことをやろうとしているときに、「ママといっしょにやろうね」とか「パパがいっしょにやってあげるね」などとして使ってきた言葉。
これを娘はマネして、ひとりでできないときや、ひとりでしたくないときに「いっしょにー」と手をさしのばしてくるのです。
なんでもやりたい時期で、でもひとりでできることには限りがあって、そして言葉が発達してきたということが相まっての「いっしょにー」。
とてもかわいいのですが、時にやっかい(笑)
ペットボトルを自分で運びたくて妻から取り上げたものの途中で「おもーい、いっしょにー」。
いままでならペットボトルを受け取って終了のやりとりだったのが、娘が持つペットボトルの位置まで手を持っていき、一緒に持たなければなりません。
姿勢がつらい(笑)
いまだったらどんなことでも一緒にやってくれるのでは
なんでも一緒にやりたがっているのなら、そんな口ぐせを利用することにしました。
いまだにトイレに行かされることに抵抗がある娘ちゃん。
もうそろそろトイレの時間だなと思ったときに、「パパがトイレ行きたいから、いっしょに行こうよ」と声かけをすることにしました。
これが大正解!
「いっしょ、行く」と言って、私の手をひいてズンズンとトイレに向かっていくのです。
「パパ、する!」と便器を指さしてくれるところまで。
私が小用を終え、「みぃちゃんもいっしょに」って私がおまるに座るよううながすと、「いっしょにー」と笑顔で座ってくれました。
考えて育児するのはとても楽しい
ふつうに「おまるに座って」と指示するだけでは「いやん」で終わっていたことでしょう。
娘がいま興味を持っている“親と一緒に○○する”ということをうまく使ったことで、親も子もストレスなく、得たい結果を得られることに。
きっと無理やり座らせることもできるんでしょうけど、ちょっと頭を使うとみんながハッピーになれることがわかりました。
娘の興味を利用する
もうひとつの口ぐせ「気になる」
どうして使うようになったのかは不明ですが、見せてほしいものや触らせてほしいものがあると指でさし示して「気になるー」
スマホや腕時計、お祭りで手にした景品など、なんでもかんでも「気になるー」
気になると言われたものを近づけてあげると、にっこり笑顔。
これもうまいこと利用して、娘が気になると言ったものについて、娘が気にしたであろう以上のことを教えてみています。
私がしている腕時計を気にしたときに、触らせてあげるかわりに、時計の読み方を教えてみました。
その一回で何か効果があるかはわかりませんが、時計の読み方に興味をもってくれたらいいな、と。
さらには、私が気にしてほしいものについてこちらから気になるか聞いてみて、まんまと「気になるー」と言わせることができたことも。
秋になって初めて梨が食卓に並んだときに、「これおいしいね。気になる?」と聞いてみたところ、「気になるー」と言ってくれたので、図鑑をもってきて切られる前の梨を見せたり、「りんごと似てるね」なんて話してみたり。
こんなことの積み重ねで知っていることが増えていってくれたらいいな、とそんな願いを込めて娘とコミュニケーションをとっています。
きっと効果がすぐに目に見える形で現れることではないはずです。
娘にとって、親子にとって何かしらの意味があると信じて続けていきたいなと思っています。
イクメン的きょうのひとこと
「パパのおしっこする姿、女の子なんだからマネしなくていいんだよ」
投稿者プロフィール
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1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。
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