「ヴィオラ母さん」出版のタイミングでヤマザキマリさんがラジオ出演していました。
2019年1月29日の「伊集院光とらじおと」です。
おなじみの番組の中で語られた内容について、心に残った話を残しておきたいと思います。
ヤマザキマリさんって何者?
阿部寛を主演の「テルマエロマエ」という古代ローマのお風呂についての映画を覚えてらっしゃる方多いかと思いますが、あの原作者がヤマザキマリさんです。
テルマエロマエはもともと漫画ですので、ヤマザキマリさんは漫画家ってことになりますね。
そのヤマザキマリさんが、破天荒だった自分の母親について書いた本が「ヴィオラ母さん」です。
破天荒な母親とは?
たぶんラジオの中で話されていたことって、本の内容と重複するところが多いんだと思います。
なので、簡単に破天荒っぷりをまとめると、
- 札幌でオーケストラをやるために勘当状態で家を出た
- オーケストラで知り合った男性と結婚するも、すぐに亡くなってしまいシングルマザーに
- オーケストラの中でも比較的地味なヴィオラで、幼子2人を育て上げた
- マリさんが造ってもらったお弁当がとうもろこし2本だったことがあった
すごい破天荒ですよね。
こんな感じなので、やはり幼少期に親子でいっしょにいた時間は少なかったそうです。
伊集院も「こんな状況であればグレちゃっていてもおかしくない」と言ってたほどです。
ですが、ヤマザキさんはそうならなかった。
母の愛で満ち溢れていたから
そうならなかった理由をヤマザキさんはこう語っていました。
母が「ごめんね」、「申し訳ないね」というのをあまり出していなかったので、自由を謳歌できていいなと感じていたんです。
普通だったらマイナスにとらえてしまいそうな環境を、プラスにとらえられていたんですね。
その理由を、
後ろめたさがないどころか、音楽が素晴らしいものだということに一生懸命で、私たちも愛されている感がものすごかったんですよ。
と言っています。
お母さん自身が人生を本気で生きて、楽しんで、満足して、幸せだったから、それがこどもたちにも伝わっていたんでしょうね。
いっしょに長くいればいいって問題じゃないのよ
時間は短くとも、その短い時間でしっかりと愛情を表現できていたってことですよね。
いっしょに長くいればいいって問題じゃないのよ。長くいれば愛情を表現できているってのは違う。
働くお母さんたちに対していっしょに長い時間過ごせないのは問題じゃないんだよ、と愛のあるメッセージを送っていました。
ほんと子育てって深いですよね…。
ちょっと興味持ったので「ヴィオラ母さん」読んでみようと思います!
投稿者プロフィール
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1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。
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