写真家の石川直樹さんが「伊集院光とらじおと」に出演した際の心に留めておきたい言葉を書き記します。
どんな写真家?
石川直樹さんがどのような写真家なのか、軽く紹介します。
有名なのは山の写真を撮るひとというところでしょうか。
2001年に23歳で七大陸最高峰登頂(当時の最年少記録)した方で、そのような山の写真を撮り続けています。
この出演の際に紹介していたのが「ama-dablam」という写真集で、エベレスト山脈にある標高6,856メートルの山を撮ったものです。
一方で高さの移動距離だけでなく、横の移動距離も長いらしく、「日本列島」というタイトルですべての都道府県、計47冊の写真集も発行する予定だとか。
望遠レンズ使わない
伊集院光のラジオの中では、望遠レンズを使った撮影をしないということにフォーカスが当たっていました。
望遠レンズを使えば、実際に近づいていなくても大きく写真に収めることができます。
ですが、そのあたりについて石川さんはこう述べています。
崖っぷちに立っていて、「向こう側に何かいいものがあるけど近づけない」っていう距離が(写真に)写ったりとか、誰かひとを撮りたいと思っても初対面で恥ずかしくて近寄れないとか、そういう全部の距離が単焦点、ズームじゃないレンズだと写るんで、ズームとか望遠レンズを使わないんです。自分と世界との距離が離れていようが近かろうが、それが正直な関係だからそれを撮りたいと思っていて
自分が撮りたいと思っている対象物があれば、それを大きく撮りたいと思ってしまいますが、石川さんは小さくていいと言います。
それが、その対象物と自分の正直な距離感だから、それも写したい、と。
かっこいいですねー。
実際に写真を見て、怖くてこれ以上近づけなかったとか思い出すんだそうです。
他とは違った迫力の出し方
単純に近づいた写真のほうが迫力があるように感じるように思いますが、逆に対象物との距離を見せるほうが迫力が増す、なんてこともあるんですね。
今度、実際に石川さんの写真集手に取ってみたいと思います。
他者とはちがった価値観を持つことの大事さ教えていただきました。
いい話聞かせていただきました!
投稿者プロフィール
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1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。
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