「ANOVA Precision Cooker」 ~低温調理器を導入してみた~

ずっと欲しかった低温調理器ってやつを手に入れてみました。

ANOVA Precision Cooker です。

低温調理器とは

低温調理器とは、鍋に設置する調理器具です。

自ら水を温めそのお湯をかき混ぜる機能がありますので、鍋の中の水を設定された温度で一定に保つことができます。

それによって簡単に低温真空調理が可能になります。

低温真空調理とは?

低温真空調理とは、ジップロックなどの密閉袋に食材を入れて真空状態にし、沸騰させない50°~80°くらいの低温のお湯の中で、火を通す調理法です。

煮る、焼く、揚げるに続く第4の調理法とも呼ばれています。

このAnovaを使うと、湯を対流させてくれるため、食材に対して確実に、そして均一に火を入れることが可能になります。

真空にするため、食材の中まで味が染み込みやすく、また食材の水分が抜けないためジューシーに仕上がります。

時間と温度を設定すればその後は放置で良く、簡単に安定して、おいしい料理が作れる優れものです。

低温調理器を知ったのは2018年。焼き鳥屋の経営者から教えてもらった

低温調理器の存在は少し前から知っていました。

2018年11月に行われた日本酒の会で、会場となった焼き鳥店の経営者から教えてもらいました。

「肉をすごくジューシーに仕上げることができる手軽な調理器具がある」と。

さらにこの前、妻の誕生日のお祝いでいったお寿司やさん「松栄」の職人さんからも「うちでも使ってます」と教えてもらいました。

それでも2万円くらいする値段がネックで買えませんでした。

では、どうして今回購入に踏み切ったのか

ちょっと心境の変化と、決意のために今回このAnovaを購入することにしました。

先日、立花さんの「ロジスピ」講座に出席したときに「自己実現を経て自己超越を目指そう」という話がありました。

自己実現というのは部分最適にしかならず、自己超越というのは全体最適をかなえることができるものと解説がありました。

これを聞いたときに、「あっ、低温調理器を買おう」と思ったのです。

低温調理器の購入が全体最適になるとは?

「低温調理器を使った料理で朝ごはんを作ろう」、そう思ったのです。

それはなぜか。

うちの妻、朝が弱いんです(笑)

朝、娘が起きると呼びかけるのは必ず「パパー」。

というのも、「ママー」と呼びかけても起きてくれないから(笑)

で、いままでは私と娘で朝の時間を遊んで過ごして、ママが起きて作ってくれる朝ごはんを待っていたのです。

でもただ待っているだけではダメで、私が起こしに行かないといけなくて、私にはそれが苦痛だったんです。

気持ちよさそうに眠っているひとを起こすってすごい嫌じゃないですか。

それに前の日に娘の育児や家事で疲れているのがわかっているので、寝られるだけ寝かせてあげたい、そう思っていたのです。

ならば寝かせてあげらればいいじゃん!

ロジスピ講座で全体最適を学んだときに、「寝かせてあげられるように私が朝ごはんを作ればいいじゃないか」、と天啓のようにひらめいたのです。

そして、「朝食をオレが作るよ!」ということを口実にAnovaを買うことを思いついたのです(笑)

  • Anovaを買うことができる→パパがうれしい
  • ゆっくり寝られる→ママがうれしい
  • ゆっくり寝たママにかまってもらえる→娘がうれしい
  • おいしい料理が食べられる→みんながうれしい
  • ママを起こさなくていい→パパがうれしい
  • 朝食のまえに「ゼリーちょうだい」「おせんべ食べたい」攻撃を受けなくて済む→パパがうれしい
  • 朝食をお菓子を食べずに食べられる→娘の健康に良い

まさに全体最適じゃないですか!(笑)

料理が得意なママとは違った料理を

実はひとり暮らしが長かったこともあり、料理をすること自体は好きなのです。

でも、結婚して料理が得意で好きな妻には味の面ではかなわず、作ることを敬遠しがちになっていたのです。

どうせだったらおいしいもの食べたいので、それは妻に作ってもらおうと。

普通の料理では妻にかなわないので、妻とは違った料理でおいしいものを提供するという意味でこの低温調理器ってやつは渡りに船だったのです。

妻には作れない料理で、家族に貢献しようということです。

というわけで手に入れた「ANOVA Precision Cooker」。

実際に使ってみた感想、どんな料理の仕上がりとなったかは次回!

いまはAnovaを使うのが楽しくて仕方ないです!

ガジェット好きのパパだったらはまること間違いなしです。

楽しんで家族孝行ができる、最高の逸品だと思います。

投稿者プロフィール

皐月 悠詩
皐月 悠詩
1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。

詳しいプロフィールはこちら