とりあえず日本酒で!月1回のぜいたく~吟天(2019年2月)~

日本酒の会「吟天」に行ってきました!

出張で1回お休みした1月の会から名前が吟盃坐から「吟天」にリニューアルされました。

リニューアルはオンラインショップの開業と世界への発信のため

名前を変えた理由を主宰の小田切さんに確認したところ、オンラインショップの開業に合わせてだそうです。

オンラインショップを開業するということで海外展開も視野に入れていきたいという思いから、より発音しやすく覚えやすい「ぎんてん」に名を改めたとのこと。

その志の高さに敬服します。

吟天のオンラインショップはこちらです。

2月は磯自慢づくし

今月のテーマは「磯自慢」。

静岡県焼津市の酒蔵で、かなり人気の高い日本酒を造っています。

こだわりの強さは随一の蔵で、そのあたりは今回飲んだお酒でも感じられました。

La Isojimanという108,000円のお酒を出すなど、かーなりチャレンジングな蔵でもあります。

その磯自慢のお酒を5種類もいただきました。

メニュー表

乾杯は出羽鶴のawa酒

乾杯は例のごとく、awa酒です。

今月は私も初めて飲む出羽鶴スパークリング「明日へ」です。

秋田県の出羽鶴酒造が造るawa酒は、ほかのどの蔵が造るawa酒よりもドライ。

男性好みする1本となっていました。

明日へ

旬のたけのことブルーボトル「常田」

和食のお店に来ると、季節を感じられていいです。

食事の1品目は「筍の唐揚げ」です。

木の芽ものって、香り豊かでした。

その筍と合わせたのがブルーボトル「常田」。

常田

AAAの特上米・山田錦で作られた純米大吟醸です。

うまくないわけがない!

そしてこのブルーボトルには逸話がありますのでそれは後ほど紹介します。

たけのこ

地ハマグリのコロッケと「西戸」

続いても春を感じさせてくれる食材のハマグリです。

貝殻にのせてクリームコロッケにした逸品です。

これといっしょにいただいたのがブルーボトル「西戸」。

西戸

この西戸が今回飲んだ中で一番好きなお酒でした。

ハマグリ

ブルーボトルとは?

このブルーボトルのブランドで出された「常田」と「西戸」ですが、これは地名です。

このお酒のもとになった山田錦が作られた地名です。

ではこの「常田」と「西戸」ですが、どちらも兵庫県加東市秋津にあります。

この2つは距離にして1kmも離れていないんです。

ここまで厳格に米の産地を指定した日本酒はないと思います。

このような厳密な産地指定はフランスのワイン造りを範にして、磯自慢が取り入れたものだそうです。

2010年から東条町秋津(現加東市秋津)にある3カ所の田んぼ、「西戸(さいと)」「常田(つねだ)」「古家(ふるけ)」という区画を厳密に指定し、そこで収穫された酒米のみによる3種類の酒の仕込みを開始している。これは日本酒の歴史において画期的な試みだ。

磯自慢のホームページではこう紹介されています。

味に違いなんて出るの??

そして疑問に思う方もいるかと思いますが、そんなに近くで作ったお米で味に差なんて出るの?ということです。

私も思いました。

でも、しっかり味は違うんです。

どう違うかは未熟なので表現できませんが、好みでいえば明らかに「西戸」が好きでした。

ホームページを見る限り、お米以外の条件はいっしょのようなのです。

不思議です。

ちなみ、「古家」が7月、「常田」が9月、そして「西戸」が11月の発売のようで、小田切さんは古家を買い逃したらしく(笑)、今回のラインナップにありませんでした。

この後も春の食材と磯自慢がつづく

ブルーボトルを堪能したあとも、磯自慢は続きます。

「純米大吟醸42」は鯛の潮椀といただきました。

どちらも澄んだ味で、心まで洗われるようでした。

鯛の潮椀

続いての磯自慢は「雄町43」

これまでの山田錦続きからがらりと一変しまして、雄町の登場でした。

旨みのお酒でしたので、五島列島ヒラメのお造りとバッチリの相性でした。

五島のヒラメ

最後のお酒はノビルメンテ

満を持して最後に登場したのは「ノビルメンテ」。

ノビルメンテ(Nobilmente)とは高貴な、上品な、気品のあるという意味で、その名のとおりでした。

ノビルメンテ

透明感という言葉まさにぴったりで、するりと体の中に吸い込まれていくように、のどを通っていきます。

これと一緒に食したのがカマス幽庵焼き。

橙のみぞれ餡でさっぱりといただくひと品でしたので、ノビルメンテとの調和は素晴らしいものでした。

カマスの幽庵焼き

食事は続き、お酒はおかわりタイムへ

食事はこのあと、天ぷら、生アオサ蕎麦と続きます。

天ぷら

お酒は一巡したので、お好きなものをおかわりする時間へ。

西戸を飲みながら食べる生アオサ蕎麦は格別でした。

五島列島でもこの時期にしか食べられない生アオサ。

こちらをのせた十割蕎麦は香りが抜群!

いくらでも食べられそうでした。

アオサそば

今月もおいしいお酒と料理を堪能させていただきました。

とてつもない満足感でした。

小田切さん、汐見さん、ありがとうございました。

 

手打ち蕎麦 汐見
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