娘が読んでいる「300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート」という絵本。
こちらでとびきりおいしいデザートとして登場するのが、「ブラックベリー・フール」というスイーツです。
300年も前から伝わるのに、私はこのデザートを知りませんでした。
いや、きっと知らないのは私だけじゃないでしょう。
お店では売っていない
スイーツって、お店で食べるか、買ってくるか、手作りするか、ですよね。
このブラックベリー・フールってまずお店では見かけないもの。
手作りスイーツを楽しむ家庭ならば、もしかしたら知っているかもしれないですけど、そうじゃないとなじみはホントに薄いと思います。
なんで300年も前から伝わっている(伝わっているということは現代でも食べられているはず)のに、お店で売っていないのか。
それは、このスイーツの形状があるんでしょうね。
ぶっちゃけて言えば、このスイーツは、生クリームにフルーツソースを混ぜたもの。
家で作って食べることはあっても、お店で買ってくる代物ではないということです。
だから、みんな知らないんでしょうね。
絵本を見て食べたがる
そんなブラックベリー・フール。
絵本に登場するのを見て、食べたくなってしまった娘ちゃん。
毎日のように寝るまえの読み聞かせにこの絵本を持ってくるので、それならばと思い作ってみることにしました。
絵本を読んでいると作り方が分かります。
生クリームを作ります。
ブラックベリーでソースを作ります。
①と②を混ぜます。
完成!
とても簡単ですね!
絵本の最後にはレシピが載っています。
このレシピでは、ブラックベリーの代わりにブルーベリーでも良いと書いてあります。
ブラックベリーなんてスーパーで見たことないわ!って思ったんですけど、やっぱり最初は代替物ではなくやりたい!と思い探してみることにしました。
割と高級なものも置いてあるスーパーと思っているライフにまず行ってみました。
なんと、ある!
しかし、高い…。
ブルーベリーのほうがお手頃だなー、なんて思いながら悩んでいると、もうすでに娘が手に取ってますw
まぁ、最初ですし、ブラックベリーで作ろうと、当初の思いを大事にすることにしました。
ちなみ、冷凍もので良ければAmazonにこんなものもありました。
これならブラックベリーで作ってみようか、って思えるかもしれないですね。
この絵本の舞台のアメリカなんかだときっと手軽に手に入る果物なんでしょうね。
そのほか、生クリームを買って帰りました。
まずは生クリームづくり
生クリーム作りは、生クリームを器に入れて、砂糖といっしょに泡立て器で混ぜるだけ。
冷やしながらやるのが難しいですけど、電動の泡立て器ならあっという間です。
ブラックベリーのソース作り
続いてはブラックベリーのソース作りです。
こちらも難しいことはなく、先ほど生クリームを泡立てた泡立て器のアタッチメントを刃に切り替えて、ブラックベリーを粉砕するだけです。
その粉砕したブラックベリーをゴムベラとざるでこします。
少し根気のいる作業になるので、こどもよりもおとながやるべき作業かなと思います。
ブラックベリー・フールの完成
そしてこの後の工程は、生クリームとソースを絡める、です。
混ぜると書かず、絡めると書いたのには理由があります。
完全に混ぜ切ってしまうよりも、絡める程度で白と紫がマーブル模様になっている方が見た目に美しいです。
盛り付けるまでは絡める程度、よそってから個別のお皿に移ってから混ぜるのがいいと思います。
はい、あっという間ですが、完成です。
そして、この絵本を読んでいたらわかるのですが、ここがこどものお楽しみポイント。
「ゴムベラ、なめてもいい?」
食べるのもあっという間
食後に出してみました。
言ってしまえば「味のついた生クリーム」なので、食べるというかなめる。
あっという間に完食です。
みんなから「おいしいね!」と言ってもらって、娘もまんざらでもない様子。
本人もおいしくいただいたようです。
味はというと少し野性味のあるベリーの酸味と渋みが、生クリームの甘さと調和し、想像以上にさっぱりしています。
クラッカーにのせて食べてもおいしそうです。
あと片付け
あと片付けもこどものお楽しみポイントです。
お行儀はここでは気にせず、ボウルをひとなめ。
「なんてすてきなあとかたづけ!」
感想
絵本で見たものを実際に作って食べてみる。
予想以上に楽しかったです。
こどもも絵本のまねして、ゴムベラをなめてみたり、ボウルをなめてみたり、とても楽しかったようです。
ブラックベリー・フールはおとながいっしょにいれば、幼児でも作れるものでした。
こどもが「おいしいね!」と言ってもらえるチャンスですので、取り組んでみてはいかがでしょうか。
- 作者:エミリー・ジェンキンス/ソフィー・ブラッコール
- 出版社:あすなろ書房
- 発売日: 2016年05月25日頃
投稿者プロフィール
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1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。
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