おどりたいの

バレエを始めた娘へのプレゼントとして。

おどることが大好きな娘はすぐにこの本のとりこになりました。

買った時期 4歳6か月
ハマった時期 買ってすぐ

簡単な内容紹介

こちらは出版社からの内容紹介です。

森のはずれでバレエに出会った、まっ白な子うさぎ。うさぎだけど踊りたい! 勇気を出して扉をたたいた子うさぎを、先生は優しく迎え入れてくれました。
さあ、リズムに乗って1、2、3。 楽しげな様子に、他の子うさぎたちも集まってきて…。

うさぎが人間のこどもたちにまじってバレエを踊る物語。

いわゆるうさぎの世界でのお話ではなく、普段とおなじ世界のなかでうさぎがバレエを踊るお話なのです。

とにかくかわいい

本屋で表紙を見て、「かわいい絵だな、バレエだな。気に入ってくれるかな?」って思って買ってみました。

コロナで思ったように外出できない時期で、さらには図書館が閉館中だったこともあり、こどもが読みたくなる絵本が欲しかったのです。

結果的にはあたりでした。

白いチュチュがふわふわとゆれる感じ、子うさぎが目をキラキラさせて必死にそして楽しく踊っている姿がとてもかわいらしいです。

「アラベスクってしってる!」

バレエを実際に習い始めているというのもこの絵本がはまった要因かなと思います。

自分をその世界に投影できるっていうんですかね。

途中、バレエの用語も出てきて、

「アラベスクってしってる!」

となっています。新しく覚えたことばが出てくるのもうれしいみたいです。

「はやくバレエいきたいなぁ」

なんて、読みながらしょっちゅう言っています。

この絵本をおすすめする人は

バレエを始めたばかりの娘にはドンピシャな絵本でした。

習っているから絵本が楽しめるし、絵本が楽しいからはやくおどりたくなるし。

好循環です。

なので、この絵本をオススメするのは、自分のこどもにバレエを習わせているひと、またはこれからバレエを始めたいなと思っているひとですね。

バレエの世界が身近になります。

バレエに興味がない家族でも、ふわふわとした世界観はお姫様好きなこどもも気に入る可能性は大です。

おとなでも楽しめる絵本でもあるかな、とも思います。

クライマックスの月夜で踊るシーンなど、気持ちよく眺めていられますから。

「おどりたいの」からの絵本拡大戦略

バレエつながりならば「うさぎのくれたバレエシューズ」。

1989年の発売から30年以上、読み継がれている名作ですね。

かわいい世界観から拡大するなら、「10かいだての おひめさまの おしろ」。

おひめさまにあこがれる子ならば絶対にはまります。

作者の豊福まきこつながりならば「おくりもの」。

こちらはかわいらしいハリネズミが主人公です。

 

おどりたいの

おどりたいの

  • 作者:豊福 まきこ
  • 出版社:BL出版
  • 発売日: 2018年09月03日頃

投稿者プロフィール

皐月 悠詩
皐月 悠詩
1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。

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