好きなことが見つけられない人へ。好きなことを見つけるには仮想・断捨離がおすすめ。

先日、とあるセミナーで「好きなことを書き出してみましょう」という時間があり、とてもこまりました。

それはなぜか、たどり着いた答えまで、備忘もかねて書かせていただきます。

好きなことは無数にある

好きなことを書き出すのがなぜ困ったのか。

ただ単に書き出すだけならば、いくらでも挙げられるのです。

家族と過ごすこと

日本酒

ビール

登山

ラグビー観戦

旅行

ドライブ

美味しいものを食べる

サッカー観戦

読書

栄養学

九星気学

Mr.Children

ゆず

ランニング

ダイビング

筋トレ

ストレッチ

コーヒー

家事短

神社めぐり

ゲン担ぎ

温泉

カメラ

チョコレート

情報発信

etc.

書き出すことはいくらでもできると思います。

それは惚れぬくことができるものか

しかし、これらの中に惚れぬくことができるものがどれだけあるのか。

というのも、昨今「好きなことをしてお金を稼ぐ」という考え方が

それ自体はとてもいいことだと思うのです。

ですが、その前提に「好きなこと」が「寝食を忘れて没頭できる」とか「寸暇を惜しんで○○する」とか、そのレベルであることが必要なわけです。

果たして、先ほど書き出した中にどれだけそれに値するものがあるのだろうか、と。

好きになろうとしているのではないか

で、マネタイズ(お金を稼ぐ)というところまで昇華させようとした場合には、先ほど言ったレベルまで好きのレベルを上げる必要があるってことです。

そうすると、それは自然と好き、なのではなく、好きになろうとしているだけ、なのではないかと思ったのです。

どれもほとばしるような情熱で好きなものではないのかもしれない、ということです。

少なくとも寝食を忘れて没頭できるもの、ってのはないかもしれません。

なくなっても困らないもの多いしな。

書き出したものを断捨離してみる

そこで、気づいたのです。

全部なくなって困らないのか。

そこで仮想・断捨離をしてみたのです。

これはなくなったら嫌だ、とか、これは他で代わりがきかない、とか、そういったものだけ残していく。

そうなったときに残ったものが、自分が必要としているもの=好きなものなんじゃないかって。

残ったものは何か

そのような中で、最後まで残ったものは「家族との時間」でした。

妻の代わりはいないし、娘もほかの子でいいなんて絶対に思えない。

のろけるわけじゃないけど、妻と過ごす時間、娘と過ごし時間は替えがきかないものでした。

中にはね、別の妻がいいとか(笑)、そんな風に思っている人もいるでしょう(笑)

私の友人は子どもと過ごす時間が退屈すぎて、仕事のぎりぎりの交渉をしているひりつくような時間が好きだといってました。

だから、この「家族と過ごす時間が好き」というのも、特別なことなんだと、最近思えるようになりました。

自分の性格を分析してみると…

元来、自分自身何かに没頭するというよりもバランスよくいろいろなことをやるのが好きだったんだ、ということを思い出しました。

勉強でもそう。

得意教科とか好きな教科っていうのはあまりなくて、どれもまんべんなく興味をもってそこそこ成績を残せる。

その結果、弱点のない通知表が手に入り、高校受験も大学受験も推薦で合格。

こういった強みを持っていたんだな、と。

そう振り返ったとき、何か一つに寝食を忘れて没頭するという状態が、自分が望む状況ではないんだな、ということ。

先に挙げたような好きなことを好きなタイミングで好きなようにできること、ってのが大事。

これは今回気づいたこと。

興味ある事をつまみ食いできる状態が望ましいってことですね。

そして、仮想・断捨離で残ったものもほかにもあるのですが、それは隠させてください(笑)。

それは今後、情報発信していくうえで支障が出るやもしれませんので(笑)

とにかく、今回行った好きなことの断捨離で見つけられた事実は、

「家族と過ごす時間」が何よりも大事

好きなことを好きなタイミングで好きなようできる環境を維持したい

この2点でした。

もしかすると、これはいまの世の中で言われている「好きなことをして稼ぐ」とは直結しないかもしれません。

が、それでもいいかな、って少し思えるようになってきました。

投稿者プロフィール

皐月 悠詩
皐月 悠詩
1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。

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