朝、外出するときに娘に靴を履かせようとしたところ、
「あいどうぉんとぅ!」
と嫌がられました。
「I don’t want to!」
最初聞いたとき「?」と思いました。
まさか娘の口から英語が出てくるとは思っていなかったので。
でも状況からは、「あいどうぉんとぅ!」は「I don’t want to!」としか考えられず。
その後も自分がしたくない、してほしくないときに「あいどうぉんとぅ!」を使います。
一方で自分がしたい、してほしいときには「あいうぉんとぅ!」。
これはちゃんと言葉の意味を理解して使っている、と確信しました。
親は英語が得意ではないので、親が教えたものではありません。
動画から学んだものと思われる
娘の最近の動向から推察するに、この英語は動画から学んだものと思われます。
うちのテレビは「YouTube」が映るので、それで動画を見ています。
最近は韓国の教育テレビでやっているアニメ「TAYO」やディズニージュニアでも配信されている「ロボカーポリー」を見ています。
中国のアプリから派生した「Baby Bus」、これらは日本語版、英語版で見られます(他の言語もあると思います)。
そのほかアメリカの幼児向け動画「CoCo Melon」なども好きです。
積極的に英語で動画を見せているわけではなく、サムネイルで娘が見たがったものを見せているだけ。
結果、英語で動画を見ている時間が長くなっているわけです。
日本語だって映像と結びつけて理解しているだけ
英語版で見たって内容なんて理解していないだろう、と思っていました。
が、よくよく考えてみると、日本語で動画をみたって理解しきれているとは限らないんですよね。
先日の「ゆうがた」という単語の理解の仕方をみても、ちょっとずつ語彙を増やしている途中。
単語や語法が完全にはわかっていないという意味では、日本語も英語もいっしょ。
映像と照らし合わせながら、どんなときこの言葉を使っているのか、どんなものに対してどの単語を使っているのか考えながら、覚えながら動画を見ているんだな、気づかされました。
で、今回のことに限って言えば、「やりたくない、してほしくない」という思いを伝えるのに、最適な言葉として英語を使っていたというだけですね。
英語教育には良いのかも
以前、私は幼少期に英語教育をする必要はないと主張しました。
それに変わるところはありません。
ただ、英語の教育をしようと思ったとき、この「子どもが好きな動画を英語で見せる」はとても有効なのかも、とは思います。
好きな動画を興味のままに見せていると、英語を英語と思わず、覚えて使うこともあるかもしれません。
英語を教育しようと思ったら逆効果
妻がママ友にこのことを話したところ、プリンセス・ソフィアというディズニーアニメが好きな娘さんに英語版で見せたらしいんです。
でも、すでに日本語で好きになってしまった作品を英語で見るのは苦痛のようです。
うちも「ミッキーマウス クラブハウス」や「ドックはおもちゃドクター」は英語では見てくれないですもの。
英語を聞かせようと思うと逆効果かもしれないですね。
子ども向けの音楽は英語の方が◎
これは妻とも共通して感じていたことなのですが、子ども向けの音楽は英語のほうがいいね、ということ。
子ども向けの音楽に限らず、おとなが聞く音楽でもリズム感が良いのは邦楽よりも洋楽だ、なんて思うことがあります。
1音に1文字当てはめるような日本の符割りよりも英語のほうがリズミカル。
英語自体はどうでもいいのですが、リズム感など音楽的なセンスは身についていてほしいな、という親の思いと見事に合致しています。
なのでこの手の動画に関しては、よほどのことがない限り、自主的にやめるまで見ていいかなと思ってテレビ対応しています。
まとめ
ふと子どもが発したちょっとした英語から話が大きく膨らんでしまいましたね。
テレビを見せることの是非は永遠のテーマかと思いますが、どんな結果が生まれるかはやってみないとわからないということ。
子育てってやっぱり面白いです。
投稿者プロフィール
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1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。
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