妻が何かでもらったおススメ絵本が特集された冊子に載っていた絵本です。
その名も「うんちっち」!
買った時期:2歳3か月
どハマりした時期:2歳6か月
「うんちっち」にうんちは出てきません
この本が家にあるのを見たとき「うんちっち、だなんて下品な言葉覚えてほしくないな」でした。
この懸念は半分あたり、半分はずれでしたねぇ。
たしかに「うんちっち」ということばは覚えてしまいます。
でもこの本にはうんち自体はでてきません。
なのでこの本を読んだだけでうんちをイメージしながらうんちっちと叫びまわるようなことにはならないと思います。
あらすじはこんな感じ
誰に何を聞かれても「うんちっち」としか答えないうさぎのちびすけがいました。
お父さんに聞かれても、お母さんに聞かれても、おねえさんに聞かれてもぜーんぶ「うんちっち」。
そんなある日、唐突に現れたおおかみに「ぼうやを食べてもいいかい?」と聞かれます。
このときにもちびすけは「うんちっち」と答えます。
「うん ちっち」ということで「Yes」の回答と解釈したおおかみはちびすけをぱくり!
しかし、「うんちっち」としか答えてこなかったちびすけだったことが幸いして、お医者さんであるお父さんにおおかみのおなかの中から出してもらえます。
ざっとこんな感じです。
娘のドはまりポイント①
この本での娘のドはまりポイントですが、ご想像のとおり「うんちっち」という響きです。
この言葉にはこどもを引き付ける魅力があるんですかね。
ちびすけといっしょのタイミングで「うんちっち」と読みたがります。
文中「うんちっち」の文字だけフォントが大きく、太くされていますので、指をさすと娘はいっしょに「うんちっち」と発します。
楽しいんでしょうね(笑)
娘のドはまりポイント②
ちびすけの本名はシモンといいます。
この名からもわかるように「うんちっち」は日本の作品ではなくフランスの絵本です。
そのフランス製ってことが影響しているのかわかりませんが、日本の絵本にはない色使いがされた絵本です。
1色でどーんっと塗られた背景や独特に筆づかいがこどもの心をつかんだんですかね♪
親に見てもらいたいポイント
おおかみのおなかからお父さんがシモンを救出したシーンがあります。
シモンとお父さんとおおかみのスリーショットなのですが、そのときのおおかみの表情が見逃せないですよ!
なんともバツの悪そうな、てへぺろ感満載の表情が描かれています。
娘に頼まれてこの絵本を読むときの私のひそかな楽しみです。
みなさんに見てもらいたいなぁ、なんて思うページです。
まとめ
こどもが大きくなっていくなかで、うんちっちとかそんな下品な言葉はある程度避けては通れないんでしょうね。
だったら、できるだけいい形で出会わせてあげるっていうのがいいのかな、なんて結果的には思っています。
こういった下品な単語問題はフランスでもいっしょの悩みなんですかね?
そもそも翻訳される前の「うんちっち」はどんな単語だったんだろう?(笑)
「うん ちっち」なんて割とこの絵本のカギとなる部分にもつながるし、ちょっと原作も見てみたくなりました!
投稿者プロフィール
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1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。
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