「あしかがフラワーパーク ふじのはな物語」~イクメン的おすすめお出かけスポット13~

行ってきました、「ふじのはな物語」。

ゴールデンウィークに見ごろを迎えるあしかがフラワーパークの藤です。

CNN選定の「世界の夢の旅行先10か所」に選ばれた混雑必至の観光スポットです。

混雑回避のために朝早く出発

ゴールデンウィーク中、じじばば大好きな娘のために群馬県太田市の実家に帰っていました。

この太田市はあしかがフラワーパークのある栃木県足利市と県境をまたいでお隣同士。

藤の季節のフラワーパークの混雑ぶりは実家の母から聞き知らされていましたが、早くいけば何とかなるかなって思い、地の利を生かして、果敢にも行くことにしました。

この時期、フラワーパーク側も混雑することは想定済みなので、通常9時開園のところ、7時開園に早めています。

30分で着く距離なので、8時到着を目標にしました。

到着した8時半には駐車場待ちの列

そんな目標は立てたものの、2歳の娘を連れてでは予定どおりになんて進まず、結局出発が8時…。

出遅れた!という思いと、通常開園する9時よりも前に着くから何とかなるか、なんて思いが交錯しながら運転してました。

フラワーパークへの看板が出始めたころ、目的地が同じだろうなと思える「群馬」ナンバーのクルマの後ろにつくことに。

ナビの示す道順とは違う方向に前のクルマは進むのですが、なんとなくついていくことにしてみました。

すると、フラワーパークからは少し離れた駐車場でしたが、すんなりと駐車場に入れました。

そこまで混んでないじゃん!って思ったのは一瞬。

同じ駐車場に別のルートからアプローチする道には駐車場待ちの列ができていました。

おそるべし「ふじのはな物語」。

混雑回避は“早め”“異ルート”

県外からの観光客、特に東京方面からの方は東北自動車道の佐野藤岡ICを利用して来場します。

私たちは群馬県側からで、佐野藤岡ICからくるクルマとはアプローチが真反対。

逆から来たので駐車場待ちの列に並ばずに、駐車場に入ることができました。

もちろんナビどおりに進んでいたら、同じ列に並ぶはめになっていたはずです。

ちなみに10時半に帰路についたのですが、そのときには群馬県側からのルートも渋滞になっていました。

やはりみんなと違うルートは大事ですが、それだけでなくみんなと違う時間(早い時間)というのも大事かと思います。

ちがうルートについてはまだ研究ができていないので後程にしますが、ナビにルートが残っていますので混雑回避ルートを載せたいと思います。

冬のイルミネーションでまた混雑する時期に行くと思いますので♪

入場しすぐに圧巻の大長藤

今回停めることができた駐車場が、西ゲートから歩いて5分のところ。

なので当然、入場は正面ゲートではなく西ゲートからです。

これが実はよかったです。

入っていきなり「大長藤」が目の前に広がります。

花房が1.8メートルにもなる藤がぶわーっと咲き誇り、あまい藤の香りが立ち込めます。

この圧巻さは正面ゲートでは味わえないものかと。

1本の藤の木でこれだけの広さになるのかととても驚きました。

続いてツツジの海

このゴールデンウィークの時期、見ごろを迎えるのは藤だけではありません。

ツツジも満開です。

赤、ピンク、白。

色トリドリのツツジが波打つかのように咲き乱れていました。

まさに海。

きばな藤はまだまだ

妻が楽しみにしていたのが「きばな藤のトンネル」。

お花好きの妻が「見たことないの」という黄色い藤です。

園の説明によると「日本の気候では生育が難しいとされる色鮮やかなきばな藤」らしいです。

このきばな藤の見ごろはいわゆる藤色の藤の後に訪れるようで、“The 藤”が満開のこの日、残念ながらきばな藤は二部咲き程度でした。

それでも満開だったらさぞかしきれいなんだろなと、その片鱗はのぞかせていました。

メインを前に娘が飽きる(笑)

さてこれからうす紅橋を渡ってメインの大藤だ!と思っていたところ、娘が飽きました(笑)

お花を見て散歩しているだけ、ってのは2歳児にとってそれほど楽しいものではないかもしれませんね。

混んでいて自由に歩き回れないし、パパママは写真撮ろうと必死だし(笑)

なのでここでひと休憩。

大藤の見られるベンチで、飲むヨーグルトを飲んで、機嫌回復です。

ちなみうす紅の藤は見ごろを過ぎていたようです。

一番最初に見ごろを迎える藤だそうです。

メインの大藤

ここでメインの「大藤」です!

見渡す限りの藤、藤、藤。

「樹齢150年を超える広さ1,000㎡の世界に誇る2本の大藤棚」と紹介されています。

こんな説明なんていらないくらい圧倒的です。

感動すら覚えます。

CNNが「世界の夢の旅行先10か所」に選ぶのも納得です。

最後は八重藤

「世界でも珍しい八重黒龍の藤棚。気品ある香りも秀逸」という八重藤のエリアを最後に通りました。

八重というだけあって厚みのある藤。

娘といっしょに埋もれてみました。

普段よりも朝早かったこともあって、この時点で少しおねむの娘ちゃん。

藤の花に埋もれるってことで少し復活できたみたい。

おとなは大満足、こどもは?

満開の藤の花。

おとなは十分に堪能してまいりました。

さて、こどもは?というと、すこし物足りなかったのかな。

チューリップのときのほうが、興奮度が高かったように思います。

こどもはの満足度が低かった理由は3つ

考えられる理由は3つ。

チューリップは「なじみの深い花」と「色がはっきりしている」、「目線の高さ」。

チューリップはその名を関した歌があったり、絵本によく登場するこども向けの花。

うちでは実際に育ててみたこともあって、大量のチューリップにテンション高かった気がします。

そして、チューリップと藤を比較すると、チューリップの色のほうがはっきりした色です。

こどもって原色を好むじゃないですか。

藤ってどうしても、淡い色でおとなになってようやくわかる美しさって感じですよね。

そして目線の高さも重要かと。

チューリップはこどもの目線の高さにあります。

一方、藤はおとなでも見上げることになる高さです。

どっちが興味を引くかと言えば、見やすいほうが断然ですよね。

まとめ~こども連れなら春の花

こども連れでわたしたちが行った春の花まつりとふじのはな物語のどちらかに行くなら春の花まつりのほうがおすすめですね。

理由は、こどもは藤よりもチューリップのほうが好き、そこまで混雑していない、の2点です。

おとなの楽しみを優先させるならふじのはな物語です。

ふじのはなもこどもが楽しめていなかったかというと、「キレーイ!」とか「いいにおい」とか言ってくれていたので、そうではないと信じています。

両方いけるなら、時期によって咲く花が違うことを教えてあげる意味でも、両方いけるといいですよね。

どちらもおすすめできるクオリティです!

投稿者プロフィール

皐月 悠詩
皐月 悠詩
1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。

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