巌廻(がんかい)桜新町で日本酒を飲むならここ!6回目の訪問レビュー

桜新町の巌廻へ6度目の訪問をいたしましたので、レビューします!

「巌廻」の基本情報

「巌廻」とは

巌廻(←がんかいと読みます)という桜新町の魚介料理のお店です。

日本酒がとても豊富に置かれたお店で、料理とお酒を堪能してきました。

築地からの魚介類と日本各地の日本酒80種と本格焼酎90種が売りです。

日本酒は「普通酒クラス」「純米酒クラス」、「純米吟醸・純米大吟醸クラス」、「最高峰限定酒」とクラス分けして掲載されています。

どのお酒に対しても、わかりやすい説明書きがあるので注文しやすいですし、好みを伝えればそのお酒を持ってきてくれます。

暗めに色付けされた木を生かした店内。

機能的に配置されたテーブルで、想像以上に客数が収容できます。

といっても、桜新町での人気店。

月曜とはいえ7時になると満席近くなるので、予約推奨です。

「巌廻」の店舗情報

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「巌廻」お店の外観

その桜新町で大好きな日本酒が豊富に置いてあるお店ということで、初めて食事に行ってみました。

桜新町駅から徒歩2分ほど。

サザエさんが住むモデルの街として有名な桜新町ですが、ここには長谷川町子美術館があります。

その美術館へと続く道をサザエさん通りというのですが、駅前通りからそのサザエさん通りに入ってすぐのところに巌廻はあります。

お店はビルの2階です。

店前に杉玉が置いてあるあたり、日本酒の豊富さをにおわせていますよね。

「巌廻」6度目の訪問。妻の妊娠で間があきました

今回の来店は2019年11月9日。

妻がつわりがあったため3か月ほどあきました。

今回も妻と娘との3人での訪問でした。

6度目の訪問は妻が飲めないため控えめでした

娘がぐずって妻が少し不機嫌。

そんななか娘がジュースをこぼしたもんだから、妻の食欲が失せてしまい…。

といった中でのオーダーです。

妻が飲めないと私も控えめになります。

▲ お通し。

クリームチーズの味噌漬けと冷奴のきのこあんかけ。

定番ですね!

▲ 出汁巻玉子。

娘のご機嫌取り(笑)

出汁が滴るほどの出汁巻です。

巨人、大鵬、卵焼き。

卵焼きはいまでも健在です!

▲ 海鮮炊き込みご飯。

こちらも娘のためのもの。

いくらたっぷり。

むしろいくら以外はのせずに、ほぼいくらご飯で食べさせます。

海鮮の出汁がとても効いていて、箸が進みます。

▲ 生ダコとたたき胡瓜の塩山椒和え。

私の日本酒のおともに。

しょっぱすぎず、ピリッとしすぎず。

生ダコとたたき胡瓜の食感の良さ。

日本酒が進みます!

今回頼んだ食事は以上!

少ないですねぇ。

今回の日本酒は而今と土田

妻とシェアすることができない妊娠期の巌廻。

日本酒は2杯飲みました。

▲ 而今 純米吟醸 愛山。

大好きな而今と大好きな酒米・愛山の掛け合わせです。

良くも悪くも而今って感じでした。

而今らしいおいしいお酒ですが、愛山らしいか?と問われると、而今っぽさが上回っちゃいます。

他の蔵ほどお米の差がわかりにくいのかな。

▲ 山廃純米吟醸原酒 土田。

私がいま群馬のお酒で一押しなのがこの「土田」です。

杜氏が新政酒造から学んだこともあり、酸味が特徴のお酒になります。

山廃ということもあって、ずっしりと重厚な味わいで、かつ、酸味を感じます。

▲ 今回も日本酒リストを掲載しておきます。

気になるお酒があれば、そのものずばりはなくても似たような日本酒は置いてあると思います。

6回目の訪問まとめ

今回のお代は6,193円。

巌廻史上最安かな。

やっぱりおいしい料理も体調や気分よく食べたいですね!

次回はコンディションを整えて食べにきます!

 

「巌廻」5度目の訪問

今回の来店は2019年8月15日。

妻が桜新町のママ友と子連れで、夕飯を食べて花火をやる予定でしたが、台風10号の影響で中止。

すっかり外食をするつもりでいた妻からの要望で、巌廻へと行きました。

今回も妻と娘との3人での訪問でした。

いくら大好き娘ちゃんのために「巌廻」の炊き込みご飯を注文

子連れで行って平気か迷うのが居酒屋です。

巌廻はその点でいうと、静かな雰囲気のお店ではないので問題ありません。

特別こどものためのメニューはありませんが、炊き込みご飯がこどもにはおすすめです。

炊き立てのご飯、味のついたご飯はこどもにもおいしいようです。

この日もいくら好きの娘のためにいくらののった海鮮炊き込みご飯を注文です。

いくら好きの娘はおかわりしてました。

おとなにとってもあさりのダシがきいたごはんはとてもおいしく、土鍋にお米つぶ残らず食べました。

いくらはすべて娘に食べられてちゃっているので、いくらの入った本来の味は知りません(笑)

ブラウマイスター飲みながらメニューをチェック

巌廻で頼むビールは決まってキリン・ブラウマイスター。

これを飲みながら、本日のメニューを決定しました。

まずはお造りからおすすめになっていた「江戸前穴子炙り」と「江戸前クロシビカマス」をチョイス。

夫婦そろって大好きな酒肴は「生ダコと水茄子の塩山椒和え」、「しめさばと旬菜の酢味噌和え」、「ハモの落とし」を注文。

定番メニューから、「いぶりがっことクリームチーズのポテトサラダ」と「レッドホットチリチキン」を頼みました。

頼みすぎたかな、と思っていたところに、「ハモの落とし」が終わっていることを告げられひと安心でした(笑)

今回も食事は妻まかせでした。

今回も新政が豊富

この日の巌廻のメニューには、前回の訪問時に引き続き新政のお酒がたくさん並んでいました。

最高峰限定酒には頒布会シリーズのB-type(菩提もと)やG-type(元禄仕込み)など珍しいものがありました。

しかし、いずれも夫婦そろって飲んだことあったのでスルーしちゃいました(笑)。

1stチョイスは安定の「而今」と、メニューからではわからない×××

最初に届いたお料理はポテトサラダ。

これが大好きなブラウマイスターと合うんです。

いぶりがっことクリームチーズが良いアクセントになっていてとてもおいしい!

ふた品目で出されたのが、しめさばと旬菜の酢味噌和え。

旬菜はアスパラとよくわからないやつ。

こちら確認すると、変わった種類のニンジンらしい。

しめさばに酢味噌というのも酸っぱくなりすぎず、旬菜といっしょに口にいれるととてもいい塩梅でした。

しめさばでお口はすっかり日本酒モード!

妻の1stチョイスは、メニューにあれば必ず頼む「而今」。

この日は純米大吟醸でした。

蔵のある三重県名張で作った山田錦を40%まで削った逸品です。

90㏄1,800円!

それだけ価値のある味だったと思います。

とろっとまったりとした口当たりでいながら、まとわりつくことなくすっきりと切れていきます。

味は甘酸辛渋苦すべてがバランス良くまとまっています。

そして旨みもすごいです。

一方私が頼んだのはこちら。

「本醸造 秘伝玉返し 本丸」

説明書きには、

「名前だけで美味しいと思っちゃう人にはあまり出したくないお酒なので名前伏せています」

とあり、山形県村山市の高木酒造のお酒だと書かれています。

わかりますよねー!十四代です!

本醸造とはいえ十四代が90㏄600円で飲めるとしたら、誰もが頼んじゃいますよね。

だから名前伏せたんですよね。

こちらもバランスの良いお酒。

本醸造ということもあって、而今と比較すると香りが少し強めで、よりさらりとした印象。

この日も一杯目から幸せMaxでした!

2杯目は雄町3種で利き酒セット

すいすい飲めちゃう而今と十四代。

少ししっかりとした味の日本酒を飲もうということで2杯目は選びました。

私のチョイスが「酒屋八兵衛」というお酒。

妻は「仙禽クラシック」。

いずれも雄町で作ったお酒だったことから、もう一種類足して、利き酒セットにしようということになりました。

この利き酒セットは90㏄600円の日本酒が3種類それぞれ75㏄で1230円とお得。

3種類目は「おまち売りの少女」を選択。

こういう飲み比べは楽しいですね。

キンキンに冷えていたときにはおまち売りの少女が一番おいしく感じ、少しぬるくなってきたときには「仙禽クラシック」が抜群においしかったです。

温度によっても感じ方が変わる日本酒、面白いですよね!

巌廻は食事もおいしい

巌廻は食事もとてもおいしいです。

次に出てきた食事はお造り!

穴子の炙りはふっくらしていて脂のってました。

カマスはとても上品に濃い味。

ミョウガを合わせて食べるのがとてもおいしかったです。

続いて生ダコと水茄子の塩山椒和え。

ここの塩山椒和えはいつ食べてもおいしい!

やわらかいタコとフレッシュでみずみずしい水茄子。

ピリッと味を締める塩山椒の相性の良いことこの上なしです。

炊き込みご飯の直前はレッドホットチリチキン。

程よい辛さがこの暑い時期にちょうどいい!

案の定、予定になかったビールを頼むはめに(笑)

軽めのビールがよいということで、巌廻で初めてハートランドを注文しちゃいました。

やっぱりブラウマイスターのほうがうまいですが、チキンとの組み合わせという点ではハートランド良かったです!

まとめ

本日のお会計は12,050円!

この日一番おいしかったのはしめさばと旬菜の酢味噌和え!

お会計の金額からもわかるように若干頼みすぎ。

これまでで一番の満腹でした(笑)

「巌廻」4度目の訪問

今回の来店は2019年6月30日。

妻と娘との3人での訪問でした。

「巌廻」の炊き込みご飯はこどもが大好き

子連れで行って平気か迷うのが居酒屋です。

巌廻はその点でいうと、静かな雰囲気のお店ではないので問題ありません、

食べるものに関しても、ごはんが嫌いでなければ、炊き込みご飯を頼むとこどもはおとなしく食べています。

この日はいくらののった海鮮炊き込みご飯。

いくら好きの娘は黙って食べていました。

おともにとってもあさりのダシがしっかりときいたごはんはとてもおいしく、土鍋にお米つぶ残らず食べました。

この日の巌廻は新政が豊富だった

巌廻に行って私がまずすることは、日本酒のメニューをチェックすること。

食事は妻まかせです(笑)

この日の巌廻のメニューには、新政のお酒がたくさん並んでいました。

最高峰限定酒にはNo.6 X-typeや特別頒布会シリーズの水墨(アッシュ)や生麹仕込みきもと純米の生成(エクリュ)がありました。

そのほかにもNo.6 S-typeや涅槃龜(にるがめ)なんてお酒もありました。

1stチョイスは安定の「而今」と、初めましての「涅槃龜」

大好きなブラウマイスターでで乾杯した後は、日本酒の1stチョイスです。

妻の1巡目指名は、メニューにあれば必ずたのむ「而今」。

酒屋ではまず手に入れられないので、外食したときの楽しみです。

この日の而今は山田錦と八反錦をつかったスタンダードなもの。

甘旨酸っぱくて究極にバランスのいいお酒でした。

私の1巡目は「涅槃龜」。

この日の豊富な新政ラインナップの中で唯一飲んだことのなかった銘柄でした。

96%精米という低精米(4%しか磨いていない!)。

ゆえの太い味わい。

それでいて新政らしい独特の酸味がとてもうまい!

ふたりとも1杯目から幸福度振り切れてました(笑)

巌廻は食事もおいしい

巌廻は食事もとてもおいしいです。

この日、日本酒メニューに熱中しすぎて、食事のメニューを撮り忘れる失態を犯しています(笑)

ですので、正式な名称はわかりませんが食べたもののご紹介!

まずはなめろう!

まったくくさみもなく、ねっとりとした食感がたまらないです。

これだけでいくらでも日本酒を飲めちゃう一品ですね。

長茄子の一本焼き。

長茄子を焼いて皮をむいただけのシンプルな料理です。

みずみずしく甘いナス。

これを仕入れられるという時点で勝ったも同然ですね。

とうもろこしのかき揚げ。

薄衣でサックサク。

ひと粒ひと粒しっかりとばらされていて食感がいいです。

大山鶏のねぎま串。

とにかく長いです。

白子の炙り。

気を付けて食べないと口の中をやけどする危険なやつです。

しっかりと炙られたことで熱をもった白子が、普段よりも甘みを増して口の中に広がります。

まとめ

本日のお会計は9,180円!

大満足の夕ご飯でした!

 

「巌廻」3度目の訪問。テーマを設定した日本酒の飲み比べを堪能

今回の来店は2019年5月6日。

テーマを設定した日本酒の飲み比べがある

巌廻は日本酒にこだわったお店です。

ですのでメニューは豊富にあります。

3種類自分でチョイスした日本酒をチョイスして飲むこともできます。

そんな豊富な日本酒の選択で迷ったら、お店が設定したテーマでの飲み比べがありますので、そちらを飲んでみるのが良いと思います。

最初の訪問時は「立春朝搾り」でした。

立春の朝に搾った栃木の「仙禽」と秋田の「新政」の飲み比べでした。

前回の訪問では長野の「ソガ ペール エ フィス」の飲み比べ。

6種類の酵母違いの日本酒を3種類ずついただける飲み比べだったのです。

そのときには1号酵母、3号酵母、4号酵母の飲み比べを飲みました。

 

狙っていた「ソガ ペール エ フィスの飲み比べ」は終わっていた

今回は前回の訪問から時間が経っていないため、もしかしたら「ソガ ペール エ フィスの飲み比べ」が残っているかもと期待を寄せて行きました。

が、残念ながら終わっていました…。

5月の初旬の飲み比べの設定は「新政Colorシリーズ」飲み比べ。

新政のColorシリーズ4本を飲み比べられるという贅沢なものでした。

ヴィリジアン、ラピス、エクリュ、コスモスの4種類。

私たち夫婦は新政好きでいずれも飲んだことがあったので、今回はPassしました!

この日は夫婦で4種類

飲み比べをPassしましたので、夫婦それぞれ好きなお酒をチョイス!

私は大好きな而今を。

雄町米で造った純米吟醸。

雄町の旨みを存分に引き出した、安定のおいしさ。

奇をてらった感じのないまっすぐな感じがとても好きです。

妻は仙禽を。

ここで飲んだ飲み比べ以降、妻の中で好きなお酒認定された「仙禽」。

今回は「仙禽 さくら(OHANAMI)」。

仙禽らしい、そして“さくら”の名のように華やかなお味でした。

そのほか私は「悦 凱陣」を、妻は名残惜しかったのか「ソガ ペール エ フィス」の小布施ワイナリーが造った「リア サケ ナチュレル」をいただきました。

前者は力強い日本酒らしい日本酒、後者は酸味が特徴的なワインのような、正反対な味わいでとても楽しかったです。

忙しかったのか、日本酒に不慣れな店員だったのか

今回もちょっと残念な点があって。

日本酒の名前を伝えて注文したら、「メニューに番号あるのでそちらでお願いします」。

そして提供時も日本酒の入ったグラスを持ってくるのみ。

普段なら日本酒を頼んだら、一升瓶を持ってきてくれて目の前で注いでくれます。

注文も銘柄を伝えればそれで通じます。

混んでいたので忙しかったのかな。

日本酒に不慣れな店員さんだったのかな。

ビンの写真を撮るためだけに手を煩わせるのもと思い、帰るときに見つけられた日本酒だけ写真に収めました。

この日注文したお食事

この日注文したメニューを箇条書きします。

  • 海鮮ののっけ盛りサラダ(前回頼んでおいしかったので)
  • 冷奴(前回頼んで娘が好きだったので)
  • 焼き空豆
  • あさりの酒蒸し
  • フキノトウコロッケ
  • 牛スジピリ辛煮込み
  • 大山鶏と竹の子の炊き込みご飯(前回頼んでおいしかったので)

焼き空豆、あさりの酒蒸し

前回掲載したもの以外を写真つきで。

焼き加減もよく、見栄え良く焼き色がついています。

食べてもホクホク、旬を感じさせますね。

あさりも春が旬。

酒蒸しの塩加減が絶妙で、日本酒がとてもすすむ感じに仕上がっていました。

急きょ、ビールも飲み終わっていないのに日本酒を頼んじゃうほどでした。

フキノトウコロッケ、牛スジピリ辛煮込み

フキノトウコロッケは山菜が苦手な方でも大丈夫だと思います。

苦味はそこまでつよくなく、ほんのり香る感じです。

娘でもちゃんと食べられていました♪

牛スジピリ辛煮込みは、素人ではなかなか作れないぷるんぷるんな感じに。

後引く辛さで、ビールとの相性は抜群でした!

巌廻というお店について

巌廻って聞きなれない、読みにくい店名ですよね。

これの由来は以下のようなことらしいです。

巌⇒いわおと読み、高く突き出た大きな岩を意味します。

廻⇒回と同じ意味です。まわるという意味ですね。

カンの鋭い方、正解です!

巌(ロック)廻(ロール)。

店主がロックンロール好きなのだそうです。

そんなロックな感じがトイレのプレートにも現れています。

日本酒を堪能できて、こんな楽しいお店です。

桜新町に来られた際にはおすすめしたいお店ですよ!

「巌廻」2度目の訪問

今回の来店は2019年4月21日、義母宅訪問の後、巌廻という魚介料理の店で食事をしました。
最近、桜新町のお店のレビュー続きで、ここに住んでるようになっていますが(笑)

桜新町で日本酒を飲むならここ

日本酒好きな私にとって、豊富な種類を取り揃えているかは、飲食店を訪れる際の最大の関心事。

この巌廻は、日本酒80種類、焼酎90種類を常時提供する日本のお酒にこだわったお店です。

最高峰限定酒のページには、十四代、田酒、鍋島、新政などのプレミアムなお酒も並んでいます。

リストはこんな感じです。

巌廻 日本酒メニュー①

巌廻 日本酒メニュー②

巌廻 日本酒メニュー③

ビールもこだわっていた

日本酒好きとはいっても、ビールも好き。

最初の1杯は生ビールをいただきたいのです。

そんななか、生ビールのラインナップがハートランドとキリン・ブラウマイスター。

キリン、アサヒ、サッポロ、サントリーが出すビールのなかで一番好きなのが、ブラウマイスターなんです。

これまでに常時のラインナップでブラウマイスターが置かれている店は記憶している限り、ここと高津駅の「えびでん」くらいなのです。

この時点で、巌廻は好きなのです。

巌廻 ブラうまいスター

冷たい料理がうまい

この日、前菜として頼んだのが「冷奴」と「海鮮ののっけ盛りサラダ」。

冷奴は見てのとおり、とうふが見えないくらい多種大量の薬味がのっています。

おろし生姜、ねぎ、きざみのり、みつば、かつおぶし。

とうふ自体もしっかり水気が切られていて、とても濃く感じました。

巌廻 冷奴

海鮮ののっけ盛りサラダはメニューにあるとおり「づけにしたカツオやブリをマヨネーズソースと一緒に」して出されます。

づけ具合とマヨネーズソースのバランスがとても良く、いくらでも食べられそうです。

巌廻 サラダ

焼き、揚げ料理もうまい

続いて出されたのが、「大長茄子の焼き茄子」。

焼き加減も絶妙で、ねぎと削り節の量もぴったり。

とてもジューシーに焼きあがっていました。

巌廻 焼きナス

その次は「生エイヒレ唐揚げ」。

乾き物でないエイヒレって実は初めて食べたんですが、とろっとしていてこりっとしているんですね!

初の食感。

少し脂っぽく感じるので、ポン酢でいただくのがとてもさっぱりしていました。

巌廻 生エイヒレのから揚げ

タケノコが旬の季節

この季節が旬のタケノコを「焼き竹の子」と「大山鶏と竹の子の炊き込みご飯」でいただきました。

タケノコって、生で買ってきて食べるのが一番おいしいんですが下処理が面倒なんですよね。

そんなわけで、こうしてお店で食べられるのがとてもうれしい♪

焼き竹の子は私たち夫婦がペラペラと呼んでいる穂先部分も食べることができ大満足。

巌廻 焼きタケノコ

炊き込みご飯は、大山鶏がとても柔らかく味がしっかりしていておいしかったです。

竹の子のうまみもごはんに染み込んでいて、春を存分に感じさせてくれました。

どちらにも塩山椒が添えられていて、これがまたピリッと味を引き締めていました。

巌廻 炊き込みご飯

子連れへの対応は

娘を連れての食事でした。

居酒屋ということもあって、こども用のいすなどはありません。

おとなと同じように座れる必要があります。

決して静かなお店というわけではないので、騒ぐようなことがあっても多少は許されると思います。

こどもにはサービスでオレンジジュースを出してくれました。

こども用のメニューはないので、今回も前回もおにぎりを注文。

真っ先に持ってきてくれました。

ソガ ペール エ フィスの飲み比べ

今回、日本酒で頼んだのは長野県小布施にあるワイナリーが作った日本酒「ソガ ペール エ フィス」の3種飲み比べ。

酵母違いで6種類あり、そのうちの3種類を飲みました。

巌廻 日本酒飲み比べ

これだけでかなりの長文になりそうなので、別で記事にします。

巌廻 日本酒メニュー⑤

残念だった点

ごはんも食べ終わって満足していたところ、ヒラマサの刺身が出てきました。

「えっ、いまごろ?」

頼んだのは覚えていて、なかなか出てこなかったから、キャンセルをしようと思っていたところだったんです。

あたたかい料理をひとしきり食べた後に、最後に刺身ってのはないですよね。

何度かほかのお客にヒラマサの刺身を出しているのは聞こえていたので、うちに出す分を先に出してしまったのでしょう。

厨房では注文数どおり作っていて、ホールスタッフがうちに出ていないことに気付いて持ってきたと予想します。

それまでオーダーしたものが出てこなかったことは、混んでいたのもあるので仕方ないことだと思います。

でもそれを提供する段階で聞いて欲しかったですよね、食事が終わったタイミングでも刺身がいるかどうか。

出されたものを残して帰ることもしたくないので食べましたが、口も胃も最後に冷えて店を出てくることになったのが非常に残念です。

お刺身自体はおいしかったんです。

巌廻 刺身

まとめ

それまでがとても満足いく感じだったので、残念だった点が際立ってしまいました。

が、その1点を除けば、とても幸せな食事でした。

訪問後に巌廻は塩釜焼きが名物だということも聞き、食べてみたくなっています。

そして「ソガ ペール エ フィス」の飲み比べがまだ3種類残っていますので、なくならないうちに再訪しようと思っています。

桜新町で日本酒を飲もうと思ったら、巌廻がおすすめです。

巌廻 フードメニュー①

巌廻 フードメニュー②

「巌廻」初の訪問。日本酒の豊富さ、料理のおいしさにドハマりしました

初の来店は2019年2月18日。

この日の注文①、大好きな而今

この日はなぜか写真をほとんど撮っておらず(笑)

おいしかった日本酒と、それに合わせた食事のみ。

最初は而今。

巌廻 而今

日本酒好きには言わずもがなの人気酒です。

安定のふくよかな味わいでありながらすっきり。

どんな食事とも相性のいいお酒です。

そんな而今を「たこと菜の花の木の芽和え」といただきました。

たこの旨み、菜の花の苦み、木の芽の香り。

複雑に絡み合った料理の味に対して、而今はとても寛容でした。

巌廻 而今とたこ

この日の注文②、これまた大好物・新政の立春朝搾り

もうひとつ残っている写真は、新政と仙禽の立春朝搾り。

飲み比べ商品で、どちらも立春の朝、2月4日の朝に搾ったお酒です。

秋田の新政と栃木の仙禽。

巌廻 立春朝搾り飲み比べ

どちらも甘めの女性好きしそうな日本酒なのですが、飲み比べてみるとその中にも違いがあります。

味を伝えるのは難しいので、飲んだときの印象をお伝えします。

どちらも華やかな感じではあるのですが、歌舞伎の世界で言うと新政は女形、仙禽は立役(男役)のような感じ。

華やかな世界に立つもの同士ではあるものの、そこでの役割が男と女、大きく違う。

そのように感じました。

合わせた食事は、ホタルイカと菜の花の酢味噌和え。

たしか、メニューでは菜の花ではなく別の何かだった気がするんですが、思い出せません(笑)

菜の花が入った食事を2つも頼むほど菜の花推しではないので。

はしりのホタルイカはぷりっぷりでした。

初物と立春朝搾りでなにか勝手にめでたい気分になっていました。

巌廻 立春朝搾り飲み比べとホタルイカ

まとめ

こういった日本酒豊富なお店に行くこと自体が久しぶりだったので、割と王道なお酒チョイスになったかなと。

ただ、80種類もある日本酒メニュー、目移りしていたのは事実です。

食事もとてもおいしかったので、目移りしていた日本酒を飲むためにまた行こうと思います。

投稿者プロフィール

皐月 悠詩
皐月 悠詩
1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。

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