お正月の松飾り、毎年その片付けに困っていました。
縁起物をただゴミ箱に捨てるのもな、と思っていたところ、多摩川の河川敷でどんど焼きが行われていることを知り、行って来ました。
どんど焼きとは
どんど焼きって皆さんご存知でしょうか。
私はなんとなく知っていただけで、松飾りの片付けで出てくるような状況ではありませんでした。
どんど焼きとは、小正月(こしょうがつ=1月15日)に行うお正月の火祭り行事です。
正月の松飾りやしめ縄、書き初めなどを田んぼや空き地に持ち寄り、竹や木、藁で組んだやぐらに飾り付けて燃やすというものです。
正月の願いを火に乗せて天まで届けるという意味合いもあるようです。
燃え落ちた火で竹竿につるしたお餅を焼いて食べると無病息災になると言われています。
このどんど焼きが二子玉川駅から徒歩15分ほどの二子玉川緑地運動場で行われていたのです。
松飾りをもっていってみた
こういう伝統行事はできるだけ体験、経験させようと思っていたこともあり、正月飾りをもって家族で行ってみました。
「鎌田南睦会」という地元住民の有志によって、およそ15mの高さで組まれたやぐら。
そこにうちの飾りも飾り付けをさせてもらいます。
式典が始まる10時半にはびっしりと飾り付けられていました。
絵本の「だるまさんがころんだ」が好きな娘は、「だるまさんあったよ」と飾られただるまを見て嬉しそう。
ものすごい炎で、火の熱さを体感
11時近くになり点火されると、あっという間にやぐらは火につつまれていました。
こどもを連れていたので少し離れてみていたのですが、それでも熱を感じるほど。
娘はこんなに大きな火を見るのは初めてだったので、ちょっとおびえた様子でした。
その後消防車が登場し、やぐらを崩し、餅焼きができるように火をおさえていました。
餅焼きには挑戦せず
竹竿を使った餅焼きにも挑戦しようかとも思ったのですが、竹竿を借りるために長蛇の列ができていました。
お昼の時間が近づいていたこともあり、今年の挑戦は断念。
来年も予定があえば参加させてもらって、餅焼きにチャレンジしたいと思います。
にんにくホイルなどを持ってきているひともいて、それぞれに楽しんでいる印象でした。
ビニール凧を作って遊べた
集まったこどもたちのためなのだと思いますが、NPO法人 砧・多摩川あそび村の方々がビニールで作る凧の教室を開いてくれていました。
ビニールを受け取り、好きな絵を描き、竹ひごでほねをつくります。
ビニールに平行に竹ひごをテープで貼り付けます。
そこに、短く切られた凧糸をくくり付けて、飛ばすための凧糸をつなげる部分を作ります。
飛ばすための長い凧糸を係りのひとから受け取り、ビニール凧とドッキング。
軽いので簡単に飛ばせます。
うちも娘に絵を描かせて作成。
河川敷とはいえ日曜日の二子玉川です。
ひとが多くて飛ばしにくかったですが、とても簡単に空に舞っていきました。
娘に手渡せるほど安定しなかったのが残念ですが。
公園エリアも充実
この二子玉川緑地運動場ですが、通称ブタ公園と呼ばれているエリアがあり、そこでこどもは楽しく遊べます。
無数のブタやリスなどの動物の模型がいーっぱい。
写真はとても絵になる感じでした。
残念なのはトイレ
公園などでの外遊びで大変なのが、トイレ。
河川敷というエリアの関係上、簡易トイレしかありません。
狭いうえに和式だったりもするので、こどもをトイレさせるのはなかなか難しいです。
そして個数が少ないので、順番待ちをすることも。
ここは覚悟を決めていくしかないとは思うのですが、知っておくと事前にトイレに行っておくとかできるのかなとも思います。
いずれにしても、大きな火を見る経験も、伝統行事を体験するのも、こどもにとって良いことだったのかなと思います。
竹竿を持ちたがっていたので、来年は餅焼きにも参加できるように、ランチを準備しつつ行きたいです。
投稿者プロフィール
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1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。
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