こどもをつれて旅しようvol.1 高松・直島旅行④

お昼を食べて向かったのが「さぬきこどもの国」。

「移動時間が連続しない」という方針に沿って、空港近くで遊べる施設を探したところ、見事に合致した施設でした。

窓際に座っていた母いわく「飛行機の中からも見えていたところね」。

それくらい空港から近い施設です。

入場は無料。

外で遊べる施設と、児童館とがあります。

サイクルセンターと芝生広場

駐車場に車をとめて向かうと、真っ先にたどり着くのが「サイクルセンター」です。

サイクルセンターでは変わり種自転車を借りて、約3,300平方メートルある「サイクル広場」で走らせることができます。

となりに娘を乗せて走るタイプの自転車もありましたが、雨がぱらついていたこともあり、こちらは断念!

すぐさま芝生広場へと移動しました。

黒いにょろにょろみたいな「かくれん棒」

芝生広場で目をひくのが、ムーミンに出てくるにょろにょろの黒いバージョンみたいなやつ。

「かくれん棒」という讃岐の民話をモチーフにイメージ化した石の彫刻です。

ここで文字どおり娘とかくれんぼ。

「パパいたー。ママどこー」

などと言いながら棒の間をするりするり。

かくれん棒

迷路みたいで、自分で歩く道を決められるのが楽しかったみたいです。

民話がモチーフということもあり、ちょっと芸術な香りもして、おもしろい遊具だったと思います。

大きなチューブ遊具もある

これまたさぬきの民話からですが、さぬき民話に数多く登場するという竜を思わせるチューブ型の遊具があります。

「わくわく児童館」の中と外を自由に行き来できるつくりになっています。

雨のため使用不可でした。

そのほか琴電の車両が展示されていたりするみたいです。

小雨のためかくれん棒で遊んですぐに児童館に入ったため、見に行きませんでした。

遊んだり学んだり体験したりできる児童館

外で遊ぶには寒かったこともあり、逃げるようにして入った児童館。

想像していた以上に充実していました。

体験施設として4つの工房があったり、科学体験ゾーン、遊びゾーン、プラネタリウムなどざっとこんな感じ。

遊びゾーンはアスレチックみたいな遊具があったり、木の玉プールがあったり。

うちの娘はボールプールが大好きなので、木の玉プールにどっぷりでした。

木の玉プール

体験して、学ぶことができる4つの工房

体験ゾーンとして児童館には美術工房、音楽工房、科学工房、コンピュータ工房の4つ工房がありました。

美術や科学は対象年齢が高そうだったのでパス。

ワークショップなども実施されているので、小学生くらいになると楽しいものなんでしょうね。

私たちは2歳の娘でも楽しめそうな音楽工房へと向かいました。

自由に楽器に触れられる稀有なスペース

このさぬきこどもの国で一番満足させてもらったがこの音楽工房です。

先日、オーケストラの演奏会に行ってバイオリンを触らせてもらう経験はありましたが、自由に楽器に触れられる場所ってあまりないです。

それがこの音楽工房では、ピアノ、エレクトーン、鉄琴、木琴、琴、鼓、ハンドベル、コンガなど本物を触ることができます。

ぴあの

伝統的な和楽器もあって、そこはおとなも興味津々。

琴はばぁばと妻が夢中になってました。

娘のお気に入りは「へんてこドラム」。

へんてこドラム

学芸員さんのてづくりなのでしょうが、娘はいっちょまえに両手でスティックをもってたたいてました。

意外と様になっていてびっくり。

そのほか、娘に1音だけまかせてハンドベルを演奏してみたり、小鼓をポンっと鳴らしてみたり。

ハンドベル

楽器という性質上なかなか自由に触らせるというのは難しい中、とても楽しませていただきました。

こういう施設がうちの近くにもあったらいいのに、と思うほどでした。

娘も大満足。きっちりストレス発散できました

機内で動けなかったその分、このこどもの国で動きまわった娘ちゃん。

高松市内へと向かう車中はチャイルドシートでぐっすりでした。

寝てくれたことで、後部座席で娘の相手をする必要がなくなった妻も満足そう。

娘のためにもなりましたし、妻のためにもなりました。

作戦が見事にはまった瞬間でした♪

このあとは高松市の県立ミュージアムに向かいました。

コンが

投稿者プロフィール

皐月 悠詩
皐月 悠詩
1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。

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