世間はコロナウイルスの話題で一辺倒。
幸い親族のなかで感染する者が出ることなく、コロナの影響をもろに受けることなく平穏に過ごしてきた毎日でした。
そんなうちにも「コロナめ!」と恨めしく思う事象が生じました。
5月に生まれてくる赤ちゃんに、お姉ちゃんである3歳の娘が会えないというのです。
院内感染防止のため
きょう、妻が定期健診のために病院へ行く際に、分娩についての承諾書を出すというので、夫の私が署名しました。
その承諾書に「入院する際の付き添いはおとな1名」とか、「分娩時の立ち合いはおとな1名」と書かれていたのです。
入院するタイミング、分娩のタイミングはおとな1名(たいていは夫かと思いますが)と限定されていました。
入院中のことは書かれていなかったので、一縷の望みをもって妻が聞いたのですが、「もちろん入院中も面会不可」とのことでした。
コロナウイルスの院内感染を防止するためで、出産で弱った母親、生まれたばかりの赤ちゃんに万が一のことがないようにと、医師会から指示が出ているようです。
面会不可は産婦人科だけではない
先週末、娘と2人で群馬の実家に行った時のこと。
私の祖母(娘にとってのひいおばあちゃん)が体調悪いというので、祖母宅へ行くと、急遽入院することになりました。
このときも入院の手続きは付き添い1名、その後の面会(いわゆるお見舞い)は不可とのことでした。
そのほか高齢者介護施設などでも面会が不可になっており、コロナの影響はあらゆるところに出ています。
そんな経験をしていながら、なんか産婦人科は別物みたいに思っていたのか、娘が生まれたばかりの妹に会いに行くことはできるだろうと思っていました。
娘は赤ちゃんに会えるのを誰よりも楽しみにしている
「わたしのあかちゃんうまれてきたら、このいすかしてあげる!」とか「わたしのあかちゃんうまれてきたら、ミルクあげるね」とか、すでに“わたしの赤ちゃん”になってます(笑)
それくらい妹に会えることを誰よりも楽しみにしているのです。
面倒みてあげることを楽しみにしているのです。
その娘に対し、「退院するまで会えない」って伝えるのが…。
世の中にはコロナでもっと大変な思いをしている人はいるということは承知のうえで、うちにもとても残念な影響が出ちゃったなって。
会えない期間はたかだか3日4日の話なんですけど、生まれた直後の妹に会わせてあげたかったな、と。
そのときどんな反応をするのか見てみたかったな、と。
生まれてすぐ、ってのはこのときしかないことなので、すごく残念です。
望みは捨ててませんよ!
それでもわずかにですが、希望は残っているのです。
日本国内でのコロナの状況が改善して、病院での面会の基準が緩和される可能性はあるんです。
産婦人科での面会は、いわゆる“不要不急”のうち“不急”に該当するものですし、医師会の判断が変わる必要があることなので、なかなかハードルは高いと思いますが、可能性はゼロじゃないと思っています。
それでもまだ4月、5月と月が変わるタイミングがあるので、期待して待ちたいと思います。
新型コロナウイルスは季節の移り変わりとともに、世界中から消え去り、どの国、どの地域においても、この件に関する不安は解消され、人々の平穏と笑顔が戻ることを、私は祈念いたします。
投稿者プロフィール
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1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。
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