所得の上昇や栄養状況の改善、医療技術の発達などによって平均寿命が延びているそうです(←誰もが知ってますね(笑))。
イギリスの学者リンダ・グラットン氏らは著書の「ライフ・シフト」で2007年に生まれた日本のこどもの半数が107歳まで生きる可能性あると言っています。
このような状況下、いままでの平均寿命80歳という前提で考えてきたもの・ことは見直さなきゃいけない、見直さなきゃ成り立っていかないってことです。
その中で、いまを生きるビジネスマンがどのようなキャリアを描いたらいいのか、それを考える講義です。
学びは最高のエンターテインメントと認識する
これから考えようとする“キャリア”という言葉の語源は“馬車のわだち”だそうです。
講師の田久保善彦さんはこの語源からキャリアを「人生の軌跡と展望」と解釈すべきとしています。
そこから、キャリアを考えるというのは、「世の中を知るということと、自分自身を知るということ」の両輪から成り立つといっています。
「世の中を知る」は環境動向だったり、求められる人材像の変化だったりを知ること。
周囲の状況から自分がどうあるべきか、を考えなさいということです。
一方、「自分自身を知る」というのはcan(できること)とwill(やりたいこと)を知ること。
自分自身ができることが何で、やりたいことは何なのか、を突き止めておくということです。
自分が置かれている世の中で、できることを生かしながら自分が進みたい道をどう決めるか、そういうことだと私は理解しました。
そのためには学びが必須で、それを最高のエンターテインメントと思うことが人生100年生きていく中で大切なんですね。
時代によって求められる能力が違う
AIの台頭によって、ホワイトカラーの49%が代替可能と言われる昨今。
会計士の業界も代替可能な業務としてやり玉にあがることが多いです。
そのような社会において田久保さんは「変化に応じて新しいことにチャレンジするマインド」が大切だとしています。
これまでの世の中で求められる客観的な能力の指数として、知的な能力が大事と言われた時代にはIQ(Intelligence Quotient、知能指数)が使われ、少し時代が進むと心も大事だねとなってEQ(Emotional Intelligence Quotient、心の知能指数)が用いられるようになりました。
それがいまでは、「変化に対応する能力」の指標としてAQ(Adaptability Quotient)というものが注目されているそうです。
どうやって計測できるものかよくわかりませんが、時代によって求められる能力が違うということはわかりました。
100年という長い時間の中で、その時代に合った形で自分自身の能力開発を継続できるか、この講義から学んだことはこのようなことかと思います。
PEST分析という言葉
そのほか、学んだことはマクロ環境を分析する手段としてPEST分析というものがあるということ。
P=politics(政治)、E=economic(経済)、S=society(社会)、T=technology(技術)
こういった視点で分析するとマクロ的な自分が置かれた環境がどのようなものか見えてくるそうです。
投稿者プロフィール
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1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。
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