妻がつわりでへろへろな中、ひとりでいる時間が長くなることを余儀なくされた娘ちゃん。
ストレスがたまっているのがわかったので、ひとりが少しでも楽しくなればとおもちゃを買うことにしました。
パイロットインキ社の“メルちゃん”という人形です。
娘のストレス軽減におもちゃを購入
2019年9月半ばのお話。
妻のつわりがひどく、ほぼ寝たきり状態でした。
遊び相手になってくれていた妊娠前と変わって、ひとりで過ごす時間が長くなったことに娘のストレスがたまっていることが目に見えてわかりました。
妻に無理を強いることもできない、私も仕事を休めない。
なので苦肉の策ではあるのですが、新たなおもちゃを買おうと。
ひとり時間が少しでも楽しくなればと思ってのことです。
なぜメルちゃんだったのか
そしてそのおもちゃはパイロットインキ社から出ている“メルちゃん”という人形に決めていました。
それはなぜか。
娘が前から欲しがっていたから。
欲しがっていたというよりも、これで遊びたくて児童館に行くほどだったから。
児童館で一度遊んで、赤ちゃんのお世話ができることが楽しかったみたい。
私が休日でいっしょに遊べるときに「どこ行きたい?」と尋ねると、「メルちゃんで遊びたい」と児童館行きを直訴されるほどだったのです。
△半年前に児童館で。寝かしつけてシーっまでしてます。
ちなみにメルちゃんとは?
メルちゃんというのはパイロットインキ社(筆記具で有名なPILOTの子会社です)が販売している愛育ドールです。
「「お世話する」ことを通して、自然にやさしい心を育む。愛育ドールメルちゃん」
1992年、平成4年に発売され、かれこれ30年近く販売されているロングセラー商品です。
ファンクラブも作られるほどの人気商品。
いまではTwitterやFacebookなどを駆使してファンを獲得しているようです。
「赤ちゃんのお世話」はキーワード
今回このメルちゃんを娘に買おうと思ったのには、このおもちゃが赤ちゃんのお世話をするものであったことが大きいです。
なにせいま、まさに赤ちゃんが生まれてくるための期間であって、娘にとってもその準備期間になるわけです。
「ママのお腹には赤ちゃんがいるんだよ。
うまれてきたらみーちゃんもいっしょにお世話してくれる?
そのための準備でメルちゃん買おっか?」
こういって娘にメルちゃんを買うことを提案。
全部話がわかったのかわかっていないのかは知りませんが、うちにメルちゃんが来ることだけは分かった様子。
「うん!メルちゃんにミルクあげる!ベビーカーおしてあげる!」と即答でした。
どうしてこれまで買わなかったのか
それほどまでに娘が欲しがっているのにメルちゃんをどうして買わなかったのか。
これはとても単純な理由からです。
パパママともにこのメルちゃんがかわいいと思えなかったから(笑)
ただそれだけです。
メルちゃんがうちのおもちゃのラインアップに加わることを毛嫌いしてただけなんです。
なので、買う理由が買わない理由を上回るのはさほど難しくなかったのです。
さっそく父娘で買いに行った
楽しみなことは早めに伝えてあげたくて平日にその話をしてしまったもんだから、
「いつメルちゃんかいにいくの?」
と週末まで延々と聞かれ続けました(笑)
やっとのことで週末になり、ふたりで車で出かけました。
ランチを食べてからと思ってたのに、「さきにメルちゃん!」と怒られ、仕方なく先にヤマダ電機へ。
メルちゃんにミルクをあげたい、ベビーカーを押したいという話だったので、
「メルちゃん おせわだいすきメルちゃん(税抜き2,310円)」
と、「メルちゃん ふたりでのれちゃう!おせわベビーカー(税抜き3,351円)」
を買って帰ろうとしました。
メルちゃんと髪をとかすブラシと哺乳瓶がついたセットと、メルちゃんを乗せられるベビーカーです。
しかし、ベビーカーは品切れ中。
仕方なく、この場はおきがえを買って帰ることで納得してもらいました。
ひとつひとつは“駄々に根負けできちゃう金額”
そのおきがえは、以下のふたつ。
「メルちゃん うさちゃんワンピ」
「メルちゃん おでかけくつセット」
前者が税抜き770円、後者が税抜き840円。
ひとつひとつはそんなに高いわけじゃないです。
まぁ、買ってもいいか、と思っちゃいました。
この辺がうまいなぁ、とは思います。
ちょこちょことひとつずつなら、まぁいいか、と買い与えられてしまう金額。
積み重なったら結構な金額になってた、みたいなことはあるかと思いますが、その場ではなかなか気づけないですね。
駄々に根負けできちゃう金額、っていうんですかね(笑)
そして品切れだったベビーカーはヨドバシエクストリームサービス便で翌日到着するということだったので、ヨドバシ・ドット・コムでぽちっとやりました。
買ってみてどうだった?
帰りの車に乗るときにはもう開封したくてたまらなかったようで、
「メルちゃんとクルマにのる!」と抱きしめながら乗ってました。
買うまではずっと「メルちゃん」と呼んでたのに、自分のものになった途端「メルぅ、ミルクのもうね」と呼び方が変わってました。
くしで髪をとかしたり、ミルクあげたり、お風呂にいれたり。
自分では着替えさせられないのでパパに頼んできたり。
寝るまでずっと肌身離さず持っていました。
久しぶりに快心の笑顔を見た気がしました。
そして、この娘ならば赤ちゃんが生まれてきても、変な嫉妬をしたり、赤ちゃん返りしたりせず、しっかりとお手伝いしてくれるんじゃないかな、なんて期待も生まれてきました。
寝かしつけの時に…
メルちゃんを抱きしめながらおふとんに入った娘さん。
満足させてあげられたとホッとしたところ、娘から驚愕のひとこと。
「メルちゃんがねるベッドとパジャマがひつようだね」と。
ぜんぜん満足しきってなーい!(笑)
「明日ベビーカー届くよ!」と言ってもそれとこれとは別らしい。
妻の不調で我慢させてる分、ストレス解消にと買っているおもちゃ。
なのでまぁ仕方ないか、という思いにもなっていました。
というのも、児童館にはベッドがあって、そこで寝かしつけまでを遊びとしてやっていたのを知っているから。
同じことを家でもしたいのだな、と納得できたからです。
「じゃあ、明日トイザらス行ってベッド買おうね」と、ゆっくり寝てもらいました。
まとめ
そんなこんなで、この段階で手に入ったものは、メルちゃん本体と洋服2着、くつと靴下それぞれ2足、哺乳瓶にブラシです。
まだまだ増えていくのですが、それはこれからのお話。
買ってみて思ったこと。
妹か弟が生まれてくる子にとっての情操教育には良いものではないか。
一生懸命世話している姿はほほえましい
思ったよりもかわいくなくはない(素直にかわいいとは言わない(笑))
洋服のセンスはいいとはいえない
洋服の作りは粗雑
ひとつひとつのグッズが安価なため、いくつも買わされてしまいそう
以上のようなことですかね。
買って良かったなと素直に思えるものだったと思います。
そして、ベッドを買うことになった翌日曜日のもようはこちら。
投稿者プロフィール
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1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。
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