バリバリのロジカル脳に、スピリチュアルという新たな概念が染み込んできた8の理論

先日、立花岳志『左脳・合理派のための 怖くない 怪しくない「ロジカル スピリチュアル入門1day講座」』を受講してきました。

公認会計士というバリバリのロジカル思考が求められる仕事につき、論理で凝り固まった頭脳にも、しっかりとスピリチュアルという新たな概念を染み込ませることができました。

それを可能にした8の理論がありましたので、まとめさせてもらいました。

1.ロジカルであることが万能でないことを実感する

いまこの世の中に生きていると、科学的に証明できること、ロジックが成立するものばかりが、正しいことのように思えてしまいます。

これは物事を合理的に進めていこうとしたことによる結果なのだと思います。

でも、生活をしている中でロジカルに進めているはずなのにうまくいかないことって多いのかなという気がしています。

統計的には正しいはずなのにそのとおりにならない、論理的には成功するはずなのにうまくいかない、こんなことに出くわすことは多々あります。

そう思うと、「ロジカル=万能」ではないんだなという結論にたどり着くんですね。

2.世の中には科学で証明されていないことの方が多いことを認識する

いまあらゆる分野で、科学的な証明がなされていっていると思います。

それでもどんどんどんどん新しいことが発見されている、ということは、世の中わからないことだらけだってことの証拠ですよね。

りゅうぐうにたどり着いたはやぶさ2が話題になっていますが、私たちが存在している宇宙という空間についてだってほとんどわかってません。

人体についてだって科学的にはありえない事象が起こってニュースになったりします。

そういった事実に真摯に向き合うと、証明されていない事象のほうが世の中には多いとすんなり受け入れられると思います。

スピリチュアルだって現代の知識、技術などではたどり着けていないだけで、科学的なものロジカルに説明できるものかもしれないしれないですよね。

人間がわかっていることだけが科学的で信頼のおけるもので、わかっていないことは信頼できないと切り捨ててしまうのは、とてももったいないことのように思えます。

3.ロジカルを手放す必要はないことに気付く

私たちはスピリチュアルな何かを取り入れようと思うと、スピリチュアルオンリーになってしまう、またはそうならなければいけないと思ってしまいがちです。

カルト的な宗教のようなものを思い浮かべてしまうからでしょうか。

でも、実際はそんなことはなく、スピリチュアルを人生に取り入れても、これまでのロジカルを捨て去る必要はないのです。

先ほどロジカルは万能ではないといいましたが、それでも大切なものだと思います。

人間の頭にはスピリチュアル的な要素をつかさどる右脳とロジカルを得意とする左脳が両方存在しているわけで、両方生かされるべきなのです。

スピリチュアルの側面で感じ取り、決定したことを、ロジカルに突き進めることができたら最強だと思いませんか。

4.神は定義してしまうものだ

講座を聞いていて、最初怪しいなと思った部分でしたが、聞くにつれて腹落ちした話です。

何もキリストやアッラーやブッダのようなものを信じなさい、というわけではありません。

自分よりも崇高な何かを設定しなさい、という話です。

それを神と呼ぶ、と決めただけのことです。

信じるとか信じないとかそういうことではなく、定義するかしないかだけのお話です。

なぜそんなことが必要かというと、無宗教で生きてきている日本人は、自分が一番えらくなりがちだからです。

自分よりもえらい存在を設定することで、傲慢になるのを防ぐ効果があります。

そしてもうひとつの効用は「責任の軽減」だと思っています。

いま起きていることは、自分より偉い何かが存在していて、その思し召しで決まったことだと思えば、自分で感じる責任が軽減されると思いませんか。

神が決めたことならしょうがないか、と。

そうすることによって、どんなことが起きても、「起きていることはすべて正しい」のだと思うと他人のせいにすることなく、自分自身の課題として受け取れます。

心の在り方としてとても健全なものになるような気がしませんか。

5.自分も宇宙の一部なんだと、無理なく考える

これまた怪しい話ですが(笑)、宇宙とつながり、宇宙の大きなエネルギーを受けているという話です。

ひとは大きな存在と向き合おうとすると、自分の小ささを自覚することになるため、逃げたくなり怪しく感じるんだと思います。

その最たる例が宇宙なんだと思います。

でも、宇宙の一部である地球で生きている人間は当然に宇宙の一部を構成していると思いませんか。

そう考えると、当然に宇宙とつながっているんですよね、私たちは。

という風に考えると、宇宙とつながる私たちは宇宙の大きなエネルギーの影響かにいるんです。

こう考えていくと、星の位置が関係する占いであるところの「西洋占星術」や「九星気学」なども人生において重要な意味を持つものであるような気がしてきますよね。

6.はるか昔から残っているものが、なぜいまでも残っているか考えてみる

日本の神社やお寺、キリスト教や仏教などの宗教、上でもあげた「西洋占星術」や「九星気学」などの占い、これらははるか昔の時代から現代に残っているものです。

これらがなぜいまでも廃れずに生き残っているか。

人間の生活に必要と思われ、それぞれの時代で支持されてきたから、ですよね。

であれば、現代を生きる私たちも、これらを否定する必要はなく、むしろ信頼してもいいのではないか。

長い間必要とされてきたという実績は信頼に値すると、私は思うようになりました。

7.自分の中の顕在的なものと潜在的なものとの差を認識する

人間の能力も同様で、顕在的なものと潜在的なものとあり、潜在的なものが圧倒的に多いといいます。

自分自身で意識できている部分は3~5%ほどしかなく、残りの大半は無意識下に置かれているわけです。

その潜在的な能力を信じることができるか。

自分で意識することのできない部分で、本当に宇宙とつながっているかもしれない、神とつながっているかもしれないじゃないですか(笑)

そういうことは抜きにしても、自分の中のまだ見ぬ力というものがある、ということを信じてみるのは面白いと思いました。

8.すべては仮説ですよ、と安心する

これまでの話はすべて仮説なんです。

自分が心地よく生きていくための仮説。

神という存在を設定すると心地よく生きられる、スピリチュアルだって解明されていないだけで科学的なもの(かもしれない)、まだ見ぬ力を持っている。

こう考えるとすんなりするよね、という話を作っているだけです。

解明できていないことだから、「こう考えれば矛盾がない」という仮説を立てて、心地よく生きて行こうと。

「事実」として信じ込むところまでの必要はなく、都合よく考えた「仮説」だと認識してしまえば、拒絶する必要なんてないですよね。

まとめ

今回、この講座を受けて、なぜ「スピリチュアルは怪しい」と思っていたのか、ロジカルに説明してもらえました。

私がスピリチュアルを受け入れられるようになった理論を中心にここでは書いています。

受け入れたあとはどうなるか、についても講座では話がありました。

この文章を読んで、自分にはスピリチュアルを受け入れる素養があるかもしれない、とか、新たにスピリチュアルな考えを取り入れてみたいと思った方はぜひ受講されることをお勧めします。

もともと左脳人間だった立花さんの解説ですので、ロジカル脳にもすんなり入ってきます(笑)

今後もバージョンアップさせて講座は開設していくと宣言していましたので、興味を持たれた方は立花さんのブログをチェックしていってください。

これから先、ロジカルを超えた世界になっていくと私は思っていますので、その先取りができてよかったと本気で思っています。

投稿者プロフィール

皐月 悠詩
皐月 悠詩
1983年5月生まれ。群馬県出身。
新聞記者のブラックな生活に疲れ、一念発起で国家資格を取得。
2016年11月からめろめろパパに。
世のパパたちよりも家事育児の割合の高い日々を過ごしています。

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